恒例の週末の散歩である。6km超の里山をめぐる道を歩くのだが、それほど長距離ではないにしても、虫や鳥の声などが変化し、おのずと生物にはテリトリーがあることが知れる。昨年まではコジュケイが喧しかったのだが、今年はほとんど耳にしない。求愛の時期を過ぎたからかもしれぬが、ひょっとしたら群が移動してしまったのかもしれない。代わりにウグイスが居ついてしまったようだ。いまだにホーホケキョとさえずっている。メスに遭えなかったはぐれのオスか。もうとうに営巣期は過ぎていると思うが。春先に聞くウグイスは心踊るが、蝉が鳴く頃となっては季節外れも甚だしい。むしろ哀れにすら感じる。*1
今朝は久々にアオサギを目にした。3羽だった。おそらく近所で目にする小動物で一番巨大かもしれない。体長は1mを裕に越える。ゆっくりと舞う姿は気品すら感じられる。先日、西日本の動物園で鳥類の餌を掠めとるアオザギを紹介していた。きっと食欲旺盛で繁殖力も強いのだろう。そうでもなければ人里近くで生きていけないことだろう。
アオサギの群のそばに白鷺をこれまた3羽見かけた。ただしいつも見かけるコサギではなさそうだ。体長も1m近くあり、首がやや長い。おそらくチュウサギであろう。不思議と得をした気分になった。
蝉の声も段々と賑やかになってきた。夏はこうでなければ。
幸いにしてうちの近所ではまだクマゼミの鳴き声は耳にしない。ほとんどはアブラゼミである。たまにミンミンゼミ。散歩の途中に四、五本ケヤキの大木がある。そこでミンミンゼミを耳にした。うちの近所では圧倒的にアブラゼミが多い。ミンミンゼミは繁殖力が弱いのであろうか。
ゴルフ場の松林ではヒグラシが聞こえる。初夏からもう鳴いているのか。
ひぐらしのなく頃に
ワシは散歩をしていた。今日の日記はこれ↑が書きたかったwww
*1:追記:初夏はウグイスの営巣期のようだ。オスはほとんど子育てには参加しないとか。(まるでウチのようだ)オスがさえずっていても不思議はないようだ。