最近、自動車学校へ通っている若い人二人と話す機会があったのだが、二人ともＡＴ限定を取得中であるとのことであった。正確な数を私は知らないのだが、いわゆる普通自動車運転免許におけるＡＴ限定の割合は年々上昇していることだろう。
少し前のことであるが、人力検索はてなに以下のような質問があった。
「ＡＴ限定免許取得者をどう思いますか？」
http://q.hatena.ne.jp/1132639961
たしかにＡＴに乗ろうが、ＭＴに乗ろうがその人の勝手である。「ＡＴ限定ではなくＭＴ特殊にすべき」というコメントには笑った。しかし現実にはその通りかもしれない。
我が家には特殊な（？）トラクターがあるので息子や娘には「普通の」免許を取ってもらいたいと思うのだが、十数年後にはどうなっていることやら。
ＡＴからわざわざＭＴに乗り換えた私は運転が楽しいと思う毎日なのだが、少なくとも日本では完全な少数派のようである。渋滞の少ない田舎ならではのことかもしれない。渋滞を避けられない都会暮らしだったら、私もＡＴか。いやそもそもクルマに乗らないかもしれない。
職場のキウイ氏によればニュージーランドではＭＴの割合が多いそうである。日本と同じ通行区分の、クルマが左側通行の彼の地でドライブを楽しむ日が来ることを夢見ている。
