食品の放射線量測定がむずかしいということを以下のサイトで知りました。鈴木みそさんなるお方の作品だが、漫画だとよくわかる。
照射線には大きく分けてα線、β線、γ線の3種類あることは学校で習っていたのだがこんな風に測定するとは思わなかった。
私は以前、野菜などの放射線量が問題になったときに農協などの農産物出荷所ごとに線量を計測して発表すれば良いんじゃないかと思ったのだが、これほど測定がむずかしいとなるとそれも不可能なのだろう。
それにしても例えば汚染牛の問題などは全国に波及しそうな勢いもある。
汚染疑い牛、1300頭超す 新たに5県で614頭出荷判明 :日本経済新聞
放射性セシウムを含む稲わらを肉牛に与えていた問題で、新たに岩手、秋田、群馬、岐阜、静岡5県の農家から汚染疑いのある牛が計614頭出荷されていたことが20日、各県の調査で分かった。既に判明している福島、山形、新潟、埼玉の4県と合わせ1349頭が出荷・流通されたことになる。流通先は鳥取、沖縄県を除く45都道府県に上った。
この問題では汚染された稲わらの動きが注目されている。少し前は静岡県や神奈川県のお茶の葉が放射性セシウムで汚染されていたことが問題になっていた。福島県内の小学生の尿から放射性セシウムが検出されたこともあった。
実家が農家なのであまり煽ったことを書かないほうがよいとは思うが、素人考えだが広範囲で放射能汚染は広がっているような気がしてならない。(3月の時点よりはかなりマシになってきたとは思うが)
こんなときだからこそ食品中の放射線量の測定が求められる。一日も早くどなたかが食品中の放射線量の簡易な測定方法を発明してくれることを祈っている。