先日から使っている openSUSE 11.3 に mozc を入れてみた。mozc は Google 日本語入力をオープンソース化したものだ。下記のサイトの通りに実施しただけである。
気まぐれLinux: openSUSE 11.3 has been released!
ブログ主のプロフィールには高校生とある。本当ならすごいと思うし、今の時代では十分ありうることなのだろう。孔子の言うところの「後生畏るべし」だな。(mozc で 「畏る(おそる)」が出てこなかった。ガッカリ)
おさらいすると、次のような手順である。
- YaST を起動し、Software → Software Management で "scim" を検索。scim パッケージを削除する。ついでに削除を選択したときに表示される関連パッケージもすべて削除する。
- この「software.opensuse.org: 検索結果」のページの中の home:kazukado/openSUSE_11.3 に よる "mozc" の 「1-クリック インストール」をクリックして "mozc.yum" をダウンロードする。
- ダウンロードした "mozc.yum" をファイル・マネージャ で表示させてクリックすると自動的にインストールが始まり、質問に答えていくとインストールが完了する。
- ログアウトまたは再起動する。
- デスクトップの右下、タスクバーに iBus のアイコンが現れる。右クリックして "Prereferences" を選択、Input Method で Japanese を追加する。
上記の情報は、この記事を書いている時点のものである。ひょっとしたら2番目のパッケージの検索結果のページは将来変更される可能性もある。悪しからず。
Ubuntu から openSUSE にしてみて簡単にできないことがあるな、と感じていた。Mozc のインストールもそうだった。 Ubuntu 10.10 であれば mozc は他のパッケージと同様に簡単にインストールできる。
openSUSE もウェブ検索を利用するとそれなりに簡単のようである。
最近の Linux デスクトップの動向は Ubuntu が圧倒している感じをもつ。openSUSE にも頑張ってほしいな、と個人的思っている。