私はネクタイが嫌いだ。自分の首が太いのと私が多汗症だということによる。しばらくは意図的にネクタイをしないで仕事をしていた。小泉内閣の頃だっただろうか、エコブームでノーネクタイが推奨されたのが個人的には嬉しかった。しかし今は職場の事情でほとんど毎日ネクタイをしている。(半分趣味みたいなものだが職場で仕事用にsambaサーバを仕立てたので、その管理などで帰宅時間が若干遅くなった。当日記も更新回数が減ってしまった。ちょっと残念。)
さて、毎日我慢してネクタイを絞めているのだが、気になるのは襟汚れである。以下の記事が目にとまった。
しつこい襟や袖口の汚れはどうする?自宅でシャツの汚れを落とす方法 - はてなブックマークニュース
そういえば新婚当時はカミさんがよく私のシャツの襟をブラシで洗ってくれた。今はそんなこともなく(笑)、自分のシャツは自分で洗っている。ちょっと上記の記事が気になったので、最近シャツを着る前に首回りにベビーパウダーを付けている。まだ始めたばかりなので何とも言えないが、シャツの襟汚れがヒドくなくなったような気もする。
ベビーパウダーといえば、うちの子どもが小さい頃、よくオシメを換えた後にお尻に叩いておいた。当時は面倒だなと思ったのだが、今となっては妙に懐かしい。
当時は、まさか自分がオッサンになって首回りに付けるなんて想像もしなかったのだが、いつ嗅いでも赤ちゃんを連想させる微妙な香りがする。主成分表示を見ると「タルク」とある。タルクってなんだ?
滑石(かっせき、talc、タルク)は、水酸化マグネシウムとケイ酸塩からなる鉱物で、粘土鉱物の一種である。
(中略)
用途としては、粉末にして黒板用のチョーク、玩具、工事現場などでのマーキング用、ベビーパウダーなど化粧品類、医薬品や上質紙の混ぜ物などがある。ベビーパウダーをタルカムパウダーと呼ぶ事があるのは、滑石の英語名 talc に由来する。
ゲゲッ、鉱物だったのか!そういえば塗布すると滑らかになるとは思っていたのだが…。
この滑石は医薬品としても使われることがあるそうだ。しかし石の粉末をお尻や首回りに叩きつけていたとは。ちょっと驚いた。