田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

祖父の戸籍謄本を取り寄せてみた

 今日は親戚の法事であった。本家の伯父さんの四十九日であった。私の父親は十年以上前に亡くなっている。伯父さんが亡くなって親の兄弟はほとんどいなくなってしまった。


 私が若い頃、親戚関係に不幸があると葬儀に出かけるのはきまって父親であった。父親がなくなってからは私が葬儀に参列することが多くなった。父の兄弟の伯父さんたちとそういった場で話す機会があったが、一人またひとりと亡くなり、葬儀というと私と同じ世代、従兄弟たちが集まるようになってしまった。


 数年前に直系尊属であれば戸籍謄本が請求できると聞いて、祖父の戸籍を取り寄せておいた。その写しを法事に持っていったところ、いろいろと話が盛り上がった。しかし私の親の世代はほとんど亡くなってしまったので、細かいことがわからないこともある。もうちょっと早く、伯父さんたちがお元気なときに謄本を見せて、話を聞いておけばよかったと後悔した。


 従兄から「しかし何でまたこんなものを取ろうと思ったの?」と聞かれた。答えようとすると従姉が「自分のルーツを知りたかったのよね」とやさしく言われた。そうルーツだ。従姉は昔と変わらず優しくて賢いと思った。


 戸籍というのは制度改革などにより書き換え作業が何回か行われているそうである。最近は電子化も進んでいるそうだ。私が手にした戸籍謄本は昭和24年に再編されたものらしく、曾祖父の名前から始まっていた。祖父の兄弟の記載は筆で書かれていた。

 保存年限が過ぎると廃棄されるそうなので、この記事をみて興味を持った方は早めに取得した方が良いと思う。

(参考)
 祖父の戸籍謄本を取り寄せたのですが全員(長男、次男)の記載がありません - Yahoo!知恵袋


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