田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

丸々太ったカルガモ

 久しぶりの週末の散歩である。先週沖縄に行ってきて、そのことを書こうと思っていたのだが、連日の残業で書く気になれなかった。非常に疲れる毎日だ。しかし4月からはおそらくはもうちょっと暇な部署へ配置転換される予定である。とにかく久々の散歩で気分はリフレッシュした。


 日の出の後の出発であった。曇天でやや肌寒かった。河原には菜の花が咲いていた。私のようにたまに散歩する者にとっては、この時期景色が毎回変わっているので非常に楽しい。

 途中でウグイスの声を聞く。毎年のことだが鳴き始めのウグイスは鳴き方が変である。今朝聞いたウグイスは周辺で大声で鳴いているコジュケイの鳴き方と似ていた。コジュケイの鳴き声は、チョットコイ、チョットコイ、と聞こえるのだが、ウグイスもチョットコイのリズムで鳴いていた。若鳥なのだろうか。例年もうしばらくして春が本格的になる頃、ウグイスの鳴き声はよく芸人さんが泣き真似するようにホー、ホケキョと鳴くようになる。しばらくは耳に変な鳴き方のウグイスがついてまわるだろう。


 散歩の後半でアオサギが飛び立つのを見た。彼らは警戒心が強く、近づくと必ず飛び立ってしまう。今朝はギャーギャーと鳴き声をあげていた。アオサギの声を聞くのも久しぶりだ。優雅な飛ぶ姿と違い「汚い」鳴き声だ。見ると近くに犬を連れた散歩の人がいた。アオサギの警戒音だったのかもしれない。

 散歩の途中に池がある。カルガモが群れていたのだが、どれが親でどれが子かわからないくらいに丸々太っていた。知らないうちに微笑んでいた。そうか、自分はこんな光景に笑うのか。自分の無意識の行動を一瞬、意外に思ってしまった。

 カルガモたちが旅立つ日もそう遠くない。