以下のようなニュースが目に止まった。
「あんバター」が「あんマーガリン」に−福田パン、バター価格高騰を受け(盛岡経済新聞) - Yahoo!ニュース
福田パンとは盛岡で有名なパン屋だと、関東地方でもTV番組で紹介されていたと思う。しかし岩手県に限らず、バターの供給減、価格高騰により、バターがマーガリンなどに置き換えられていくことが全国的に広がっていくことだろう。
私は食品の安全性に関してもまったくの素人なのだが、個人的にマーガリンなどに含まれるとされるトランス脂肪酸のことが気になる。
というのも、子どもの頃、欧米では石綿(アスベスト)が規制されているというニュースを聞いたことがあるからだ。(昭和四十年代後半だったか?)当時は日本ではアスベストの規制は始まってなかったような気がする。(何しろ子どもだったのでよくわからない)現在、欧米で規制が始まったトランス脂肪酸が、私にはアスベストに重なってしまうのだ。素人の杞憂にすぎないのかもしれない。Wikipediaの日本語版によると欧米と日本ではそもそも摂取量に差があるようなのだが。
日本では、諸外国と比較して食生活におけるトランス脂肪酸の摂取が少ないことから、相対的に健康への影響は少ないと考えられる。実際の調査でも、日本人が1日に摂取するトランス脂肪酸は全カロリー中0.6% (0.3%) と米国などに比べても低く、またこれはWHO勧告にある1%未満をクリアしている。
(中略)
ごく一部の企業がトランス脂肪酸低減に取り組んでいる程度で、政府や地方公共団体、業界団体は特段の規制を行っていない。これは前述のように、日本におけるトランス脂肪酸の摂取量は少なく、健康への影響は小さいとされているためである。
いずれにしても普段から油脂分の多い食品の取りすぎには注意すべきなのだろう。私は脂っこいものが好きなので注意したい。