ジブリ作品「海がきこえる」が忘れられている
昨年の暮れのことだ。私がお世話になっているあるマストドンの主催が高校時代の友達に会うというので、私がジブリ映画の「海がきこえる」みたいなのかなとつぶやいたら「何ですか、それ?」というような反応だった。90年代の作品だから若い人たちが知らなくても仕方ないかな、と思ったり、自分も年をとって煙たがられる存在になってきたか、などど思っていたのだが、ちょっと調べてみたら宮﨑駿氏が「紅の豚」を作ったあとに鈴木敏夫氏が提案して若手スタッフにつくらせたのが、この作品のようだ。
「紅の豚」と比べても「海がきこえる」の方が全然知名度は低い印象だ。なんでだろうと思っていたら下記のようなページをみつけた。非常によくまとまっているページだ。「海がきこえる」をみたことがない人でもどういう作品かわかるだろう。
なるほど「海がきこえる」が地上波テレビで放映されないのにはわけがあるのか。私は個人的に大好きな作品なので残念だ。ちなみに私は「耳をすませば」よりも「海がきこえる」の方が好きだ。当時の若者の雰囲気をよく表していると実感しているからだ。
とは言っても今見るとやはり古さを感じてしまう。ファッションや街の様子も90年代の、おそらくはバブル真っ盛りの雰囲気だ。私にとっては懐かしさを感じるのだが、ひょっとしたら今の子の目には異様に映るかもしれない。
おそらくこの作品は今となっては高校生の親の世代の話なのかもしれない。いずれにしても比較的初期のジブリ作品で、当時の若者の群像を赤裸々に描いた作品なので、多くの、特に若い世代に知られていないのは残念だ。
それから原作が氷室冴子さんだった。私は彼女の作品をあまり読んだことがないのだが、それでも当時は非常に売れっ子作家であったし、私も面白い作品を書く方だなと感心していた記憶はある。ご病気で亡くなられたのはこれまた非常に残念。彼女が長生きしていたならもっとたくさんの面白い作品を読むことができただろう。
そんなことを思いながら、「海がきこえる」をみかえしたのだった。ちょっと昔憧れだった方にまた会ってみたいなと、年甲斐もなく思ったりしている。
トレッキングをしている
前にもましてブログを書かなくなってしまった。それなりに忙しい日々を過ごしているからだ。ダイエットに失敗して再度挑戦していたり、ちょっとした持病で通院をしたりしている。忙しさにかまけて運動量も減ってしまったので、せめて週末くらいは山歩きをしようと思い、始めてみた。今流に言えばトレッキングか。
私は関東平野の北西の端あたりに住んでいるが自宅から30分足らずで秩父山系に行くことができる。長瀞の手前、寄居町あたりにはそれほど高くなく歩きやすい山々がある。その中のいくつかを週末に歩いている。
歩いていて気がつくのは意外と所々に岩が露出しているということだ。どうも火成岩ではなさそうだ。おそらく堆積物が変成した変成岩のようだ。一定方向に縞模様がある岩が多い。秩父地方の一部なので当たり前か。私がよくみているNHKのブラタモリの影響だろうか、以前は石ころをみても何も思わなかったが、最近は露出した岩が妙に気になる。
それから、山を歩いていると同じように歩いている方々に出会う。狭い山道なので立ち止まって道を譲ったり逆に譲られたりして「こんにちは」と声をかけあうのだが、そのほとんどが高齢者である。私も中高年だが私よりお年を召した、おそらく既に仕事を退職なさっているような方が多い。そのほとんどが夫婦で歩いている。羨ましい。我が家では考えられない。
もちろんたまに若い人たちにも会う。子ども連れか恋人同士という感じの方々が多い。私のように一人で山歩きしているのは少数派のようだ。安全面からも複数で歩いた方が良いのかもしれない。私はなるべく登山客の多い道を歩くようにしている。ちなみに山といっても私が行くところは人家のそばの山なので、おそらくは遭難する確率も低いだろう。油断は禁物かもしれないが。
毎週末2時間くらい山歩きをしているのだが、登って降りてくると結構疲れるが日頃のストレスが吹き飛ぶ感じがする。これから冬が近づいてくるのでいつまで続けられるかわからないが無理をしない範囲で続けてみたい。
そういえば以前はてなユーザのwattoさんが各地に神社が多いという話を書かれていたが、山登りをして気がついたのだが、それなりの山にはふもとまたは山頂付近に必ずと言って良いほど神社がある。
おそらく山自体がご神体として祈りの対象だったのかもしれない。山登りの途中で気がついた社には必ず立ち寄ってお参りすることにもしている。こちらもしばらく続けてみたい。
「カメラを止めるな!」をみてきた(2回め)
廉価ドラレコにフェライトコア装着
いまさらながらドラレコを買った
ブログを定期的に書かなくなってしまったが日常生活は続いている。数ヶ月前に物損事故を起こしてしまった。自転車の飛び出しに遭遇してしまい自転車を壊してしまった。人身事故にならなかったのが不幸中の幸いだった。それにしても相手方の一時停止不履行で急に飛び出てきたのだった。詳しく書くと相手のプライバシーを侵害するかもしれないので書かないが、とにかく通常だとありえないくらいの急な飛び出しだった。よく相手にケガをさせなかったものだと自分でも関心した。
それにしても警察に連絡して現場検証をしてもらったのだが、通常ではありえない飛び出しだったことを説明するのに疲れてしまった。こんなときに録画してあれば簡単なのに、と思って今回のドライブレコーダーの購入となった。
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