田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

寿司やウナギを食べたいと思わない

 気がつけば100日近くブログを書かなかった。今年に入って仕事が忙しくなりブログどころではなくなったことと、別にアフィリエイトをやっているわけではないので一生懸命ブログを書くモチベーションがないということが主な原因だ。

 実をいえば多少でも家計の足しになるならアフィリエイト・ブログをやっても良いかなと思っていたのだが、先日の大事件である。自分は論評できる立場にもないし文才もないが、自分なりにショックを受けたし余計ブログを書く気が失せた、が、ひょんなことからブログを書く気になったのだった。表題の件である。

  あまり詳しくは書けないが、職場で特別な日に皆で仕出しでも頼んで食事にしようということになり、そこで同僚が希望をとり出したのが「寿司」か「ウナギ」である。極めて常識的な注文の取り方なのだろうが、私には無性に腹が立つ。

 ウナギの稚魚であるシラスウナギが記録的な不良で、たしか以前からワシントン条約会議でもウナギの保護が遡上に載っているにもかかわらず、ウナギ弁当の注文である。私自身も正確に事態を把握しているわけではないが、ウナギ(特にニホンウナギ)が絶滅するかもしれない危機的状況にある(はず)。

 脳天気すぎる!私は怒りに震えて弁当の注文自体を断ったのだが、周りは全然理解してくれない。

 ま、それはそうだろう。値段は高くなったとはいえ、まだ普通に手に入るし、ウナギ関連の業種で生計を立てている方々も少なくない。それほど目グジラを立てることか、と一笑に付されてしまうことだろう。だから小心者の私は実際には「今回は遠慮しておきます」くらい言うのが関の山だったんだが、内心は一日も早くワシントン条約で取引禁止にならないかな、と思っている。実際のところ(私は詳しいことはよくわからないのだが)条約の附属書Ⅱにリストアップされるだけでウナギの資源保護に役立つという説もあるようだ。いずれにしても何らかの取引規制が必要な段階に来ているのではないだろうか。

y-sanada.blog.so-net.ne.jp

 

 それからウナギの代わりが寿司の注文である。寿司、寿司って言うほどうまいか??私ははっきり言って寿司はそれほど好きではない。実は同居している義理の父が寿司好きで、何かというと寿司の注文もするし、私を馴染みの寿司屋に連れて行ってくれたりもしたのだが、本当は私は寿司が苦手だ。ただし魚は好きだ。海辺の鄙びた旅館に泊まったことが数回あるが、朝食にだされた焼き魚のうまいこと!私は海なし県の埼玉県に住んでいるが、近くのスーパーで買ってきたアジのヒラキと見た目は大差ないのに海辺の旅館で食べる干物を焼いたやつはそれと比べ物にならないくらいウマイ。私にはよく名前がわからない貝の入ったお吸い物なんかも最高である。話はずれたが寿司も同様にうまい不味いはあるかもしれないが、それにしてもナマの魚を米に乗っけたものがそれほどありがたいか?その価格に釣り合うほどのウマさなのか?私にとっては海辺で食べたアジのヒラキのほうが十分にうまい。

 どこへ行っても、海から遠く離れた山の中でも寿司が出てくるって、そりゃオカシイだろ。そんなに寿司にこだわるなんてアホじゃないかと。もっと世の中には何気ないもので美味しいものなんて沢山あるだろう。なぜもっとアグレッシブに行かないのか…。

 

 ふう、多少気が晴れたのでこれくらいにしよう。不快に思われた方、すみません。私は今後ウナギを食べずに、それからなるべく寿司を食べずに、それに代わる美味しいものを探していきたいと思う。(これでしばらくまたブログを書かないかな…)