田舎者Yの日記

片田舎の元バイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

大杉漣さんの逝去に際して

 2月21日に俳優の大杉さんが逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。逝去からしばらくたってからブログの話題にするのも憚れるかもしれません。読む人も少ないブログですが、彼の死で思い出したこともあったので失礼ながらブログを書かせていただきます。特にテレビ東京制作のドラマ「バイプレイヤーズ」は大好きだったので、彼の突然の死をしばらくは受け入れられないでいました。あんなに生き生きと、というかまったく普段通りに演技をされていた方が急逝されるなんて、本当に人生は一寸先は闇だと思わずにはいられません。

 

 たしか21日の訃報の際、死因は心不全と発表されたかと思います。その後訂正などは聞いてないのですが、個人的に心不全で亡くなった方を2名知っているので、ちょっとそのことを思い出しました。一人は私が就職した頃の大先輩、もう一人は私の父です。

 
 父が亡くなったのはもう30年近く前です。数年間心臓を患って入退院を繰り返していたので亡くなった時はある程度覚悟はできていました。病院治療中に容体が急変して亡くなりました。そのときに「死亡退院」という言葉があることを初めて知りました。
 心臓弁膜症を長いこと患っていて徐々に体力が落ちていったのでした。死亡診断の後、主治医から「心不全というのは心臓が機能不全を起こし心停止に至る状態を示す一般的な名称で、ある意味医者にとっては便利な表現です。本来ならば心不全に至るまで様々な原因があるわけです」というような話をされていたことを記憶しています。30年近くたっているので記憶が曖昧ですがお医者さんが「便利な表現だ」と言われていたのを妙に覚えています。だから今回の大杉さんの件でも心不全に至った本当の「原因」があり、それが何だったのかが気になるのです。

 

 私が就職した時にお世話になった先輩で心不全で亡くなった方がいました。こちらも前日まで全然異常はなく、急死といってよい状態でした。昭和だった当時は職場で一緒に集団検診を受けるという制度があり、たまたまその亡くなった先輩と隣になったことがありました(たしか亡くなる日の数カ月前だったかと記憶しています)。私は当時から血圧が高めで、その先輩から「血圧が高いのは良くないね。俺なんか全然どこも異常がないよ」と言っていたのが印象に残っています。その頃から検診で異常がなくても急死することはあるんだな、特に心臓などの病気で急変することはありうることなんだ、と思うようになったのです。

 私の高校時代の同級生で医者になった者がいるのですが、心臓などの循環器系疾患が専門なんだそうです。その彼が言うには心臓などの循環器系疾患で救急搬送される患者の多くは喫煙者または喫煙経験者なのだそうです。大杉さんが喫煙者だったかはわからないのですが、今から30年位前は成人男性の半数ちかくは喫煙者だったと記憶しているので、あるいは喫煙の経験があったかもしれません。ちなみに私の父も、急死した私のかつての先輩も喫煙者でした。私の知る二人もお酒をよく飲む人でした。大杉さんも酒を飲むシーンをたびたびみかけたのでお酒を飲む方だったのだろうと想像します。


 心臓病で急死というと私はどうしても高円宮憲仁親王のことを思い出してしまいます。お亡くなりになったのは2002年のことのようです。スポーツ好きな殿下でたしかスカッシュを競技中に倒られたのでした。殿下の死がきっかけの一つとなってAED装置が全国的に配置されるようになったとも聞きました。

高円宮憲仁親王 - Wikipedia


 さて、報道によると大杉さんは倒れる直前腹痛を訴えられていたそうですが、胸痛、あるいは放散痛だったのではないかと解説している記事をみかけました。

dot.asahi.com

 私は医者ではないのではっきりしたことは言えませんが、可能性として考えられるのは狭心症かそれによる心筋梗塞を想定するのが一般的かもしれません。大動脈解離の可能性もあるとしたページもありましたが、いずれにしましても心臓付近の血流が滞るような事態が発生した可能性は大きいのではないでしょうか。動脈硬化が起こっていた可能性もあったのではないでしょうか。上記AERA.DOTの記事では動脈硬化が起こる因子として、肥満、高血圧、高コレステロール、喫煙、糖尿病、それから歯周病やストレス、加齢、家族歴を挙げています。大杉さんは肥満ではないですが他の因子はどうだったのでしょうか。(少なくともドラマの撮影でストレスはあったかもしれません。)
 大杉さんはサッカーの熱烈な愛好家だったそうですが、松本山雅FCで急逝された松田選手のようにスポーツ選手でも稀に心筋梗塞で亡くなることもあるそうなので、この因子にあてはまらなくても亡くなる可能性もあったかもしれません。

 


 それにしてもこの記事の因子ですが、考えてみたらほとんど私に当てはまります。(タバコはやめましたが若い頃は吸ってました。糖尿病ではありませんが要注意と医者から言われたことがあります。)

 実は診療機関のすすめもあって最近私もダイエットを始めたのでした。その矢先に大杉さんが亡くなられたのです。もう他人事ではないな、というのが正直な気持ち。ダイエットは今までも何回も失敗してきてリバウンドで更に太ってしまったこともあったのですが、今回こそは真面目に取り組まなければと真剣になっています。徐々に体重も落ちで来たので、うまくいったら顛末を描いてみたいと思っています。
 (もしそういう記事が書かれなかったら、またダイエットに失敗してしまったということです)