田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

最近の Windows にはついていけない

 全くどうでも良いことしか書くネタがないな、と自己嫌悪に陥っているのだが、とにかくしばらく自宅のデスクトップPCの再構成で時間を取られていた。まず発端は Windows Insider Program をやめたことだった。

 

Insider Preview を削除するときにブートローダも壊してしまった 

 このブログで何回も書いているが、私は趣味でデスクトップPCに Windows やら Linux やらをインストールしてデュアルブートしている。先週まで Windows Insider Program にも参加していて Windows 10 Insider Preview も使っていた。しかしそれも今はやめてしまった。理由は、製品版の Windows 10 よりも頻繁に発生する Update に非常に時間を取られてしまうからだ。
 無償で製品版とほとんど同等、いやむしろ最新の OS が使えること自体には非常に魅力を感じるのだが、アップデートに毎週末の時間の多くを取られることにはもう耐えられない。退職までもう10年を切ったというのに比較的忙しい部署に回されてしまった私にとって、せめて週末くらいはのんびりと過ごしたい。そんなこともあってやめる決心をしたのだった。

 

 そこで Windows 10 Insider Preview を入れたパーティションを初期化し、grub2 によるブートローダを整理しようとして、うっかり /boot 関連のデータを壊してしまった。まったく起動できなくなってお手上げになってしまった。
 grub2 の構成を壊してしまっても Linux (今、私がメインに使っているのは Ubuntu)の方はブータブルなインストールメディアを使って、例えば以下のような手法で簡単に復旧できる。

Grub2の修復 - 田舎者Yの日記

 しかし今回、Windows の方は本当に困ってしまった。起動可能な Windows PE を持っているのだがコマンドを駆使してもなかなか修復できず、結局最後はサードパーティのバックアップツールで保存しておいたイメージからシステムを復旧した。私の場合 AOMEI Backupper の有償版を使っているが、これは本当に便利で使い勝手が良い。

PCのバックアップをとった - 田舎者Yの日記


2種類の OS のメジャー・アップグレードを経験して思うこと

 何とか普通に製品版の Windows 10 と Ubuntu を使うことができるようになったのだが、Insider と違って最新ビルドの適用を避けてきた私の Windows 10 たちにも(複数のPCがあるので「たち」とした)Fall Creators Update が遅ればせながらやってきたのだ。これでまた本当に時間がかかってしまった。以前にも似たようなことを書いたが本当に最近の Update、 特にメジャー・アップグレードは一日がかりの作業だ。

 ほぼ時を同じくして Ubuntu の方も 17.04 から 17.10 にクリーンインストールしたのだが、こちらは私が慣れていることもあってか、isoイメージをダウンロードして起動メディアを作成し、さらにルートディレクトリをクリーンインストールしたにも関わらず、全作業を30分以内に終えることができた。非常に気持ちが良い。2種類の OS アップグレードを経てつくづく思うのは何で最近の Windows はこんなに変になってしまったのかということ。XP や 7 を使っていた頃はこれほどアップデートに時間を取られることはなかった。この辺のことは実はつい最近もこのブログで書いている。

Windows Update がムカつく - 田舎者Yの日記


ぼくんちのTV別館」師匠のページは非常に参考になる

 Windows Update に関して悩むことが多くなっていろいろと検索しまくってみたのだが、いろいろ試した結果「ぼくんちのTV別館」に掲載されていることが私にとっては一番参考になった。私の心の師匠である。

ぼくんちのTV 別館 - TOPページ

 

 ところで我が師匠のページは非常によく更新されているようで久しぶりにチェックしたら、これまたいろいろと更新されていた。Windows 10 のメジャーアップグレードに関しては現時点では以下のページが参考になる。以前よりまた注意事項が増えた感じ。

Windows 10 をメジャーアップデートする際の注意点 - ぼくんちのTV 別館

 

平均的な回線・平均的な性能のPCで、(特に問題が発生しなかった場合は) 1時間~2時間程度でアップデート完了すると思われます。 

 私のPCの場合は2時間は優にかかる感じだった。複数の Windows 10 があると、どうしても1日仕事になってしまう。

 

念のため、Windows は クリーンブート してからアップデートに臨みましょう。余計な常駐タスクを実行させないようにしておきます。

私の場合、ひょっとしたら常駐タスクの影響もあったかもしれない。次回はクリーンブートしてから挑戦してみたい。

 

システムのバックアップを取っておきましょう。

  • サードパーティー製ツールでシステムドライブを丸ごとバックアップしておくのがおすすめです。
  • Fall Creators Update では、システムイメージバックアップ機能の利用が非推奨となっています。
  • Windows 7/8.1 からアップグレードしたPCで、かつ回復領域が小さい場合、さらに回復領域が追加作成されるケースがあります。
  • 「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした」とメッセージが出てアップデートに失敗するケースもあります。

 

 私がメインに使っている Windows 10 も 8.1 から無償アップグレードしてきたものなので、サードパーティ製ツール でシステムのフルバックアップをとってある。このサードパーティ製のバックアップツールは是非ほかの Windows ユーザにもお勧めしたい。

 

とにかく、アップデートに関して、また何度目かの苦労をしてしまった。もうこれて勘弁してもらいたいものだが、おそらくまたハマってしまうことだろう。その時の自分のためにもメモしてみた。

 

 しかしまた以前のようなシンプルな Windows に戻ってもらえないものだろうか。派手な外見、斬新な仕組みなど全然いらないのだが…