田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

バイプレイヤーズをみている

 テレビ東京の深夜ドラマ「バイプレイヤーズ」にハマっている。

 昨年テレビを買い替えたをきっかけに、TVにHDDを接続して深夜番組を録画してみることを覚えた。いくつか撮り溜めてみているのだが、私の場合はそのほとんどがNHKEテレの番組。それくらいドラマをほとんどみない私にしては珍しく、このドラマだけは全話欠かさずにみている。真田丸以来のことだ。

www.tv-tokyo.co.jp

 バイプレイヤー、名脇役である6人の役者さんが役名と芸名が同じという本人役で出演している。この6人がひょんなことから共同生活を始めたという設定でドラマは始まった。他の本人役のゲスト出演者を巻き込みながら謎が謎をよぶドラマの展開もそろそろ終盤戦のようだ。これからも目が離せない。

 

 それにしてもドラマがあまり好きではない私がどうしてこうもハマってしまったのか。思い当たる節がないわけではない。

自分と同世代の役者さんたち

 大学を出てなんとか就職し失敗も繰り返しながら仕事に慣れようと努めてきた私も、気がつけばあと数年で定年退職という年になってしまった。 そういえばこの6人も50代。今は成功者である彼らも苦労した下積み時代があった。そんな彼らの生き様が垣間見られるドラマ展開に自分の半生を重ねてみているのかもしれない。セリフに見え隠れする仕事に対する考え、人生観、はたまた自分より若い世代への接し方に悩む様子も共感を覚えずにいられない。ドラマをみていると自分の親友が演じているように思えて、ついつい熱中してしまうのかもしれない。特に野村周平さんが出演された第五話は私のお気に入りだ。現実はあれほどうまくはいかないが若い世代と一緒に仕事をしていて悩むことは少なくない。

 

劇をお手伝いしたことがあった

 このドラマでは6人が昔、制作しようとした「バイプレイヤーズ」という映画のフィルムが紛失したことがストーリーのベースとなって話が進行する。いわゆる「劇中劇」というやつ。いずれはこの消えたフィルムを巡る謎は解き明かされるのだろうが、ドラマをみていて思い出したのは、私もほんの少しだが仲間うちの演劇制作のお手伝いをしたことがあったということだ。お手伝いといっても本当に名ばかりで、大したことはしなかったのだが、当時はバミる、ハケる、などの演劇用語も新鮮だったし、最初は区別がつかなかったブカン(舞台監督)と演出の違いもなんとなく理解した。夜でも「おはようございます」の挨拶も、始めは違和感を覚えながらも次第に慣れていった記憶がある。

 一時的ではあったが舞台芸術(と言っては大げさか)の現場に近いところにいながらどういうわけか私の場合はTVドラマをほとんどみないで来た。おそらく舞台とTVドラマが似ているようで異なるのでそうだったのかもしれないが、うまく言えないのだが、何となくこのドラマは舞台の香りがする。ひょっとしたらマネージャーや監督やら舞台制作者の側の方々がストーリーに出てくるのでそう感じるのかもしれない。ドラマ本編の最後に出演者たちがトークするのだが(最初は本編と同じ場所で同じような衣装で話をするのでてっきりドラマの続きかと思ってしまった)、本当にこの6人は演技が好きな役者さんたちなんだなと感じたこともこのドラマに他のTVドラマにはない好感を覚えるきっかけだったかもしれない。

 蛇足だが、私は結局舞台に上がることはなかったのが1月の寒い盛りにうちわ向けの寸劇に出演させられた。セーラー服姿で。90kg超の私が着れるセーラー服があることもとも驚いたが、真冬のスカートは相当寒いことを身をもって体験した。今でも寒空の下、スカート姿のお嬢さんたちをみると大変だな、と思ってしまう。

 エンディングの竹原ピストルさんが歌うシーンも面白い演出だ。私はこのドラマで竹原ピストルさんを知ったが、あの生保のCMソングを歌った方だったのですね。熱い歌を歌う方だなと思った。今度カラオケで歌ってみたい。

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 ところでこれまた蛇足だが、このドラマの第4話には清水富美加さんが出演している。最近の例の騒動を耳にしたのが、このドラマをみた後だったので非常にビックリした。彼女には彼女なりの悩みなどがあったのだろうが、彼女の演技がもうみえないとしたら残念だ。