田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

ウィルス対策ソフトをアンインストール

 自宅で使っている Windows 10 の PC すべてからウィルス対策ソフトをアンインストールした。しばらくはこれで様子をみることにする。

 きっかけは数日前に見かけた下記の記事だ。

gigazine.net

  Gigazine の記事を真に受ける危険性もないわけではないが、Windows 10 を起動するとシステムディスクである内臓 HDD へのアクセスが非常に頻繁になるのが気になっていた。実を言えば私は自宅では Linuxディストリビューションである Ubuntu をメインに使っている(半年ごとのリリースごとにアップグレードするので、今は Ubuntu 16.10 を使っている)。一番よく使う組み立てPCであるデスクトップ PC で、内蔵 HDD に Ubuntu やら Windows 10 やらをインストールしデュアルブートにしてあるのだが、いつも Windows 10 を起動するたびに恐ろしい勢いで HDD アクセスが始まる。同じハードウェアでもUbuntu を起動させたときはまったく静かなのにだ。

 Windows 10 ではタスクマネージャでディスクへアクセスしているプロセスがわかるのだが、いつも決まってウィルス対策ソフトだった。私は無料版の Avira を使っていた。起動時にディスクのスキャンを自動的に始めるようなのだが、(安い HDD ということもあって)かなりやかましく壊れてしまいそうなくらいの勢いだったので心配しているところに、上の記事に出会ったものだから速攻でアンインストールしてみた。


 私は Windows Insider Program に参加して Insider Preview も使っているのだが、こちらは最初からまったくウィルス対策ソフトをインストールしないで使用していた。なるべく重要な書類を Insider Preview で開かないようにもしていたが半年以上特に問題なく使えてきた。このことも今回ウィルス対策ソフトのアンインストールに踏み切った理由の一つだ。

   https://insider.windows.com/


 ウィルス対策ソフトをアンインストールすると「Windows Defender が有効になっていません」というようなメッセージが表示されるはずだ。これはすぐに有効にして再起動し、Defender を起動してパターンを更新してからシステムスキャンをしたほうが良い。大概の場合はしばらくして「脅威は発見されませんでした」との通知が表示されるはずだ。

 

Avira Free Antivrus のアンインストールで気をつけること

 ところで Avira のアンインストールはコントロールパネル内の「プログラムのアンインストール」で削除できるのだが一つだけ注意することがある。私は自宅にノートPCなど複数の Windows 10 を所有しているのだが、そのいくつかに Avira Free Antivurus をインストールしていた。コントロールパネル→プログラムのアンインストール とすすむとそこには「Avira Antivirus」と「Avira Connect」という二つのプログラムが表示される。削除の際は必ず前者の「Avira Antivrus」本体からアンインストールすること。順を逆にして「Avira Connect」からアンインストールを始めてしまうと結局 Avira Connect の残骸が残ってしまうようだ(アンインストール後再起動してもアイコンやタスクバーの通知領域に Avira Connect が表示されてしまう)。私は最初、順を間違えてしまったので、タスクマネージャーで Avira 関連のプロセスを殺してから再度アンインストールしようとしてなかなか殺せず、最終的にはセーフモードでシステムを起動しなおしてやっとアンインストールできた。とにかくアンインストールでは順番が重要である。

 

マルウェアに感染した経験

 実を言うとここ数年のうちにマルウェア(悪意のあるソフトウェア)に感染した経験がある。2年くらい前にはマルウェアに感染した。ウィルスとまでは言えないかもしれないが正常にアンインストールできない類のソフトだ。以前使ったことがあるツールに同梱されうっかりオプトアウトせずにインストールしてしまい削除できなくなってしまった。

マルウェアに感染した - 田舎者Yの日記

  このときはたしかインストール時にUACの警告も表示されたのだが、自分で危険性のないソフトウェアだと思い込んでしまいうっかりインストールしてしまったのだった。

 

 1年くらい前にはメールに記載されたリンクをこれまたうっかりクリックしてしまい Gmail アカウントに悪意のあるプログラムを接続されてしまったことがあった。

SPAMメールのリンクを踏んでしまった話 - 田舎者Yの日記

  このときは実在する、私が以前連絡をとったことがある組織を語ったメールだったので多少の違和感を感じながらも実在の組織名に騙されリンクを踏んでしまったのだ。

 

それでもウィルス対策ソフトアンインストール!

 そんな経験があるのになぜウィルス対策ソフトをアンインストールするのか。

 それはインストールしてあっても防げない脅威があるからだ。たしか上記の前の事例、うっかりマルウェアをインストールしてしまったときも既にウィルス対策ソフトをインストールしていた。対策ソフトがあってもユーザが(この場合は私が)インストールにOKしてしまえば防げない。またゼロデイ攻撃など未知の脆弱性をつく攻撃もあるし、ウィルス対策ソフトも完璧ではない。

 また最初にも述べたように私の例では HDD への頻繁なアクセスも気になった。ウィルスに感染しなくてもこのままでは HDD 本体が壊れそうな勢いだった。ウィルス対策ソフトを変えれば多少音なども違うのかもしれないが、もうたくさんだ。Gigazineの記事にもあるが Windows Defender で十分ではないだろうか。

 

 とにかく私はこれからウィルス対策ソフトに頼りすぎず、ソフトウェアをダウンロードしてインストールするとき、メールを開くとき、本当に大丈夫か自問するクセをつけていきたい。

 また時折「怪しいメールに気をつけて」云々という言葉を目にするが私の経験からいっても本当に怪しいメールは見た目が全然怪しくない。たとえ知人や自分が知る実在する組織からのメールでも、このタイミングでのこのタイトルはおかしくないか、本当に本人からのメールなのか、を考えるようにしたい。

 

 ウィルス対策ソフトをアンインストールしてからは私の今では旧式となってしまったデスクトップPCは以前にも増して静かになった。

 静かになったPCを前に、緊張感を持ってウェブアクセス、メールチェックを行っていこうと考えている。