田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、コメントは承認制にします。)

真田丸を見るのがつらい

NHK大河ドラマの「真田丸」がいよいよ最終回間近となっている。ここのところ真田丸を見るのがつらい。歴史的に悲惨な結果となるのが決まっているからだ。

思えば春先に十年以上使っていた我が家のTVが壊れ、デジタル対応TVを購入し(それまではアナログTVにDA変換器を付けて使っていた)3TBの外付けHDDを接続して録画をはじめたのが真田丸を見始めたきっかけだった。それまで正直言って大河ドラマを全話みたことは一度もなかったのだが、今年は撮り溜めて暇な時に見続け、とうとう全話見てきた。

3年前に同じ三谷幸喜氏による映画「清洲会議」を見たのも真田丸を見続けたきかっけだったかもしれない。役どころは異なるが確か4人の役者さんがこの映画と真田丸に出演している。真田丸愛好家でまだご覧になっていない方はおすすめしたい。

Twitterハッシュタグ真田丸どうでしょう」で盛り上がったのも不思議な体験だった。本放送とSNSで同時進行で盛り上がるというのは今となっては珍しいことではないが、個人的には初体験だったので面白かった。そういう見方もできるのか、と派遣したことも少なくなかった。

脚本もおもしろかったと思うがキャストも素晴らしかった。存在感のある方ばかりで、よく役に馴染んでいたと思う。特に主役は堺雅人さん演じる真田信繁(幸村)だが大泉洋さん演じる真田信之の存在も大きかった。大泉さんは良い役に恵まれたし、素晴らしい演技で盛り上げた。「犬伏」の回は圧巻だった。思えば映画「アフタースクール」で堺さんと大泉さんの掛け合いをみたのが初めてだった気がする。最近、堺さんは段々と大きな堂々とした人物を演じることが多い気がするが、アフタースクールや「鍵泥棒のメソッド」のようなどこか頼りなくオドオドしたような役で大泉さんと絡むような劇もみてみたい気がする。いずれにしても堺さんの役者人生の今後にも注目していきたい。

真田丸の最終局面はとりあえずHDDに撮り溜めて、気持ちが落ち着いてからみていきたいと、今から思っている。