前回の記事はいきなりのホットエントリー入りで書いている私もビックリした。ここで英語ネタを書き続ければ人気ブログ入りも夢ではないと思うが、ネタもそうないし、書きたいものを書いていこうと思う。たまにわけのわからない Linux ネタや忘れた頃にバイクの話が交じるので私のブログは定期購読しずらいとは思う。
さて結婚して子どもがてきて住むところに困り、専業農家のカミさんの実家に転がり込んだのが十数年前。前々回の私の記事「非農家の戯言」で「サラリーマン家庭に育った私は、最初は自然や新鮮な農作物に感動したが、最近は嫌なところや農村の抱える問題などが気になってきた」と書いたが、やはり見慣れたとは言っても自然はすばらしい。なかでもアオサギに出会うと毎回美しいなと思ってしまう。
先日、都内に住む友人が Facebook で近所で大型の鳥をみかけたと写真付きで投稿していた。アオサギだった。都内でも見らるようだ。
(画像は wikimedia commons より)
サギ類はコロニーといって群れをなして餌を探すことが多いようだが、大概の場合はコサギやチュウサギといった真っ白なサギだ。アオサギはその名の通りやや青みががった羽色で体が大きいので目立つ。アオサギの英語名 grey heron が示すように本当はよく見ると青色ではなく灰色である。しかし遠くから見ると青みがかってみえる。これがまた美しい。
美しい、と繰り返し書いたが、声はこれが残念なくらいに汚い。ゲーッという低く濁った声だ。しかも夜中に飛びながら鳴くこともある。たまにこれで起こされるときもあるくらいだ。
加えて少し獰猛な性格もあるようだ。近所で観察しているとコサギ類が形成するコロニーにアオサギが交じることはほとんどない。大体ほかの鳥を追い払ってまでも餌にありつこうとする様子がうかがえる。アオサギはコウノトリやトキと同じコウノトリ目に所属するようだが、食欲、繁殖力が旺盛のようだ。これくらい図太かったらコウノトリやトキは絶滅が危惧されるところまでいかなかったのにと思うくらいだ。
そんな性格もあってか、動物園の餌やりに交じる例が散見される。
そしてアオサギ自体が猛獣のエサになってしまう例もあったようだ。この動画は本当にグロいので心臓の弱い方はご覧にならないほうがよいかもしれない。
動物園のライオンが油断していたアオサギを捕食するムービー - GIGAZINE