田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

旅は遊びの王道

先週末は珍しく京都で仕事だった。滅多に行けないところではあるので、多少面倒ではあったが久々に仕事を満喫できた。某国立大の関係者には大変お世話になりました。それにしても暑かった。

帰路、余裕をみて遅い新幹線を予約していたので京都市内を散策。バスの停留所のある三十三間堂でも見ようかと思ったが三十三間堂は以前拝観したことがあるし、そういえば京都国立博物館って立ち寄ったことがないなと思ったので相向かいにある博物館を見てきた。「遊び」がテーマの特別展が開催中であった。入場料1,000円で案内用のヘッドフォンの貸し出しが500円。借りてみたのだがとても参考になった。

古来からの貴族や庶民の遊びの様々な例が紹介されていたが、私にとって特に印象が残ったのは、庶民の天橋立などへの「遊山」。元々は仏のご利益を求めての一種の修行のようなものだったのだが、日常を離れての旅はたしかに遊びの王道だと思った。

最近はネットが普及によるものか旅行をする人の数は減少しているようではあるが、やはりその場に立ってその空気を体験するというものは何物にも代えられないという気はする。

 

気がつけば退職へ十年をきった。まだもう少し旅を続けていきたいものだ。