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田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

旧マックユーザからLinuxユーザに転向した私は「失敗した料理」

 すでに引退された人生の大先輩から「我々全共闘世代は『失敗した料理』だ。途中で味付けを間違えた。一度間違えるとあとでどう修正しようとしても不味くなるだけ」と言われたことがあった。聞いたときはそんなに卑下することはないのに、としか思わなかったのだが、ある体験によりもう二度と初心には戻れずある種の思想や価値観に囚われてしまう、ということはありうることかもしれない。自分の場合は Windows に対する思いがそうだ。

 Sysytem 7 のマックを利用していた自分にとって、いまだに Microsoft Windows を好きになれない。はじめて Windows 3.1 を見たときは Mac OS の出来の悪いパクリだと思った。Windows は登場した 3.1 の頃は問題があったがその後洗練されて非常に使いやすくなった。アプリケーションの数も多いし、質も高い。大勢に支持されるのには理由がある。それでも私の場合はある種のわだかまりが、普段は全然意識していないのだが、残って消えないようだ。先日あるアンケートで Microsoft 社に対する印象も聞かれたのだが「仕方なしに使っている」と書いた自分の回答フォームにハッとしてしまった。こんなこと今でも私は思っているのか、と。


 自分は自宅で Linux を使っている。勉強のためとセキュリティの確保のためだが本当は Windows が嫌い、のためなのだろう。それだけではないと思いたいがそれが本音だったのかも。私も「失敗した料理」だったなと落ち込んだ。


 マックといえばかつてのユーザからすると以下のサイトはよく書けている。今から十年くらい前の作品か。今のマックなら薦めても良いような気もするが。(今はマックユーザではないので正確にはわからない)
さよなら、Mac


 筆者は Windows vs Linux の時代だとしているが、もう十年くらい前から Linux が来ると言われて全然普及していない。これについては数年前にいろいろと議論された

 私は以下の小飼氏の意見が一番腑に落ちる。Linux はすでに普及しているのだ、見えない形で。
404 Blog Not Found:「Linuxが普及しない」理由A - 実はすでに普及している

 Windows Server が増えたとはいってもインターネットに接続されたサーバ、ルータ、各種デバイスは Linux であることが多い。私も無線ルータやネットワークプリンタを使っているのだがウェブで設定ができる。あれはほとんど Linux だろう。東証のシステムも一度大規模なトラブルに見舞われてその後改修されたが今は Linux のシステムだ(改修後は落ちてない)。Android も広義の Linux だ。皆が気がつかなくても Linux の世話になっているのだ。


 一般ユーザが使う OS としては Windows が市場を席巻してしまったので、そうではない分野で Linux が広まっている。いわば役割分担がされているのだ。このような状況はしばらく続くだろう。個人的にはデスクトップ用途の Linux が普及してほしい。私の仲間が増えると単純に嬉しい。小飼氏も続きのエントリーを書いている。しかしそう簡単にデスクトップ Linux は普及しないだろう。

 普及しないと思っていても Linux の紹介をしていきたい、少しでもシェアが増えることを夢見て。