田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

本日は田中正造百回忌

 うちは専業農家なので日本農業新聞をとっている(ちなみに私は単なる勤め人)。第一面のコラム「四季」は必ず目を通すのだが、大概一日が終わる頃は内容を忘れてしまう。今日は違った。「四季」は足尾鉱毒事件で戦った政治家、田中正造についてであった。

 

 利根川と鬼怒川が合流するあたり、栃木県が埼玉県に接するあたりに渡良瀬遊水池がある。私もバイクで何回か訪れたことがある。足尾の鉱毒による汚染のために池を作ったと聞いたことがあったのだが、壮絶な戦いがあったようだ。本日の日本農業新聞の四季の欄から一部引用する。

 

 第1回総選挙で衆院議員になり、10年に及ぶ議員生活で政府に鉱業停止を徹底して求めた。「民を殺すは国家を殺すなり」と国会で亡国演説。さらに60歳を超えて野に下り、死を覚悟して天皇へ直訴、法廷闘争と、73歳まで権力と向き合った。
 『辛酸』はたまった鉱毒を下流に流さないために村ごと遊水池にしようという県と住民の闘争に焦点を当てる。谷中村事件だ。家屋を強制破壊されても抵抗し続ける19戸と正造の義の戦い

 

 城山三郎著『辛酸』。いつか読んでみたい。