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田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

Linux Con オープンフォーラムを見てきた

 さる方から来ない?とお誘いを受けたので Linux Con JAPAN 2011 のオープンフォーラムを見に行ってきた。この行事を皮切りに6月1日から開始される。さすがに一介の Linux エンドユーザにすぎない私はオープンフォーラムのみの参加であった。Ushahidi の Director である Patrick Meier さんのプレゼンもあった。がんばって聞いてみたのだが、同時通訳のレシーバを借りればよかったかなと反省した。


 フォーラムの全体の流れは今回の震災を例に、危機にITでどう対応できるのか、立ち向かって行けるのか、というようなことの現場で活躍されている方の報告といった形式であった。最初に開催地である横浜市の防災担当の方から横浜市の取り組みの報告があり、続いて sinsai.info の三浦広志氏、Hack For Japan の山崎富美氏それと前述の Ushahidi の Patrick Meier 氏の三氏による講演とパネルしスカッションが行われた。

 sinsai.info は東日本大震災の3時間後!に立ち上がった有志による情報サイトでオープン・ストリート・マップの地図データを元に災害現地に関するさまざまな情報を位置情報と関連付けさせて復興支援などに役立てようというサイトである。

sinsai.info 東日本大震災 | みんなでつくる復興支援プラットフォーム

 その sinsai.info の基盤となったのが Ushahidi というオープンソースなプラットフォームである。Ushahidi というプラットフォームがあったから地震後短時間でこのようなサイトを立ち上げることができた、とのことであった。Ushahidi はケニヤの暴動やハイチでの地震の際に活用されたシステムである。現地からのレポートを元に何が起こっているのかを可視化する仕組みである。

Ushahidi :: Home


 門外漢の私が聞いてみて、正直細かい技術的なことはよくわからなかったのだが印象に残ったのは次のようなことであった。

  • 3人とも共通して指摘していたのはITを活用とする場合、1割は技術で9割は人間関係が占める。というようなお話だった。結局は人と人とのつながりをどう構築するかに成否がかかっているようだ。
  • 「楽しくないと長続きしない」という言葉が印象的だった。現地からのダジャレを募集するダジャレクラウドも興味深かった。
  • 災害支援には平時からの練習が必要。ただし深刻な事例の練習はむずかしい。災害支援に使える Ushahidi をおいしいハンバーガーショップの情報サイトに活用した米国人がいるとのこと。こういう楽しい練習が重要だろう。
  • SAHANAという支援システムもあるとのこと。日本語版がリリースされたとのこと。いろいろな仕組みがあるなという印象を持った・
  • オープンガバメントなる構想があるそうだ。例の電子政府とはまたちょっと違う感じがする。


 開催場所はパシフィコ横浜だったのだが、私はみなとみらいは訪れたのは初めてだったのだが芸術的で巨大な構造物群に圧倒された。電車で行ったのだが、乗り換えなどで結構歩いた。都会への通勤って結構いい運動になるんだな、と思った。遠距離移動にはクルマを使う田舎のほうがよっぽど運動量は少ないかもしれない。

 それから埼玉の内陸部に住んでいる者にとってはやはり海のそばは癒されるな、と全然関係ないことを思いつつ帰宅の途についた。