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田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

ハクビシンによる食害

自然

 関東平野北部の農村地帯に住んでいる。関東地方なので農村といってもかなりの数の住宅が混在する農地である。そんな近所でも鳥獣による農作物への被害、いわゆる食害が徐々に増えつつある。

 うちの近所ではタヌキによる食害が深刻なのだが、最近はハクビシンやアライグマによるものも増えている、と近所の方から聞いた。アライグマの被害は、以前から他所での噂を聞いていたので、とうとう当地まで来たか、という感じである。ハクビシンに関しては、個人的に感慨が深い。厄介な問題も含んでいる。


 私が就職した頃、比企丘陵にある職場に通っていたのだが、その近所にハクビシンがいると聞いた。そのときに私は初めてハクビシンというものを知ったのだった。ハクビシンは白鼻芯と書くように鼻筋が白い、タヌキに似た小動物である。日本に唯一生息するジャコウネコ科の動物である。私は本物を見たことはないのだが、以下の画像のような動物である。
(画像は WikiCommons から。香港で2006年に撮影されたもの)

f:id:m_yanagisawa:20100813064504j:image


 初めて聞いたときは非常に珍しい動物だと聞いた。このハクビシンがうちの近所でも畑を荒らすようになったのだ。


 問題は捕獲である。どうもこのハクビシンというのは天然記念物らしい。そこでうちの近所では(噂の域を出ない話なのだが)あろうことか、捕まえたハクビシンを川向こう(つまり群馬県)へ捨ててきた人がいるらしい。
 これでは問題の解決どころか被害の拡散ではないか。


 少し調べたら以下のようなサイトがあった。

ハクビシン駆除.ねっと

ハクビシンについての記述だが

山梨県では1957年に、長野県では1975年に県が天然記念物に指定しましたが、 農作物への影響が深刻なことから1995年に指定を解除しました。現在では大阪府、鳥取県、大分県、沖縄県を除く43都道府県で確認されていて、ほぼ全国的に生息しています。

またこんな記述も

ハクビシンは、かつては日本古来の生物と思われていましたが、最近では江戸時代に中国から輸入されたと考えられています。いつから日本に入って来たのかというのがはっきりしないため、2004年6月に外来生物法という法律ができたときに、特定外来生物に指定されませんでした。ちなみにアライグマは、 1970年代後半にアニメーションのブームで大量に北米から輸入されたということが判っており、特定外来生物に指定されています。

このように法律で保護または規制されているため、ハクビシンやアライグマは許可なく捕まえて処分することはできません。


 まずは日本での個体数の概数を調査・把握が待たれるところだが、被害報告も増加しているので、捕獲に関するルール作りを望みたいものだ。
 またアライグマは外来種であることがはっきりしているので、もっと簡単に処分できるように法整備をすべきではないだろうか。