読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

Windows 7 と Ubuntu 10.04 の 64 bit 版を導入した

computer linux

 私はとうとう Vista を買わなかった。 Linux 党の私も、仕事では Microsoft Windows を使っているので興味がないわけではなかったのだが、カミさんが数年前に買った ノートの Vista の激遅さに驚いて、自分では XP で我慢していた。(しかし、カミさんは地元量販店で国内メーカのものを買ったのだが、どうして国内メーカはいらないソフトをてんこ盛りで付けるのだろう。私は絶対あんなPCは買わない。BTOのほうがマシ。)


 さて、もうそろそろよいだろうと、棒茄子で Windows 7 を買ってみた。オンラインショップで通常版を購入したのだが、32 bit と 64 bit の DVD が同梱されているのは知らなかった。昨年自作機の CPU を Core2Duo E8400 に買えてあるし、メインメモリも 4GB 載せたので、64bit を入れてみた。

 ついでに 私の自作機は Ubuntu とのデュアルブートにしてあるのだが、こちらも よせばよいのだが、64 bit 版にしてみた。やってみての感想など。

Windows 7 の 64bit 版

 正直いって私は Ubuntu をメインに使っているので、まだあまり使っていない。ブラウザの Adobe Flash Player が64 bit に対応していないと聞いていたのだが、32 bit 版のブラウザで使えた。 旧来のバージョンのプログラムは Program Files (x86) というフォルダにまとめられていた。そちらのブラウザが従前通りに Flash などの再生も行った。
 そういえば以前、たかがウェブブラウザに 64bit なんていらない、だから Adobe は64 bit 版の開発に本腰を入れないんだとか書いてあったサイトがあった。でも HTML5 が普及してくると Adobe Flash なんて放逐されてしまうのではないかな、と思った。

 ブラウザの Flash 以外では特にナンギな点は感じなかった。せっかく買ったのだが、あまり使っていないせいでもある。

Ubuntu 10.04 の 64bit 版

 こちらは多少苦労した。結論からいえば 私のように特殊な計算をさせるでもなく、日常のデスクトップに使うという用途には、少々力を持て余し気味なのかもしれない。しかし、私が探し出した64bit 版への対策を解説したページのほとんどが 2007年から2009年に書かれたものであった。徐々にではあるが種々の技術者の努力のおかげでこなれつつあるのではないか、との印象を持った。

 どんどん使ってバクレポートを書いたほうが良いのかもしれない。

ダウンロードサイトからして…

 Ubuntu は Japanese Team の方々が頑張って日本語ローカライズ版もリリースされているのだが、64 bit 版はこの記事を書いている時点ではない。Ubuntu の本家のサイトからダウンロードするのだが、途中で日本語化できる。それにしてもダウンロードサイトでは 64 bit 版には以下のようなコメントが付けられている。親切だ。

Not recommended for daily desktop usage

音が出ない!

 それにもメゲずにダウンロードしてインストールした。32 bit 版と同様にインストールが進む。で、インストールできたのだが、再起動してログインすると音が出ない。私は最初これにハマった。うまくいかないかも…と思いつつインストールしたので、これが最初にビックリしたことだった。

 単にサウンド設定のデフォルトがミュートになっているだけであった。

 そういえば 32 bit の Ubuntu 10.04 も同様であった。Ubuntu の開発チームって何考えているのかな。デフォルトでミュートってマジやめてほしい。(きっと何か事情があったのでしょうけど)
 サウンド設定でミュートのチェックを外すと音が出るようになる。メデタシめでたし。

Flash Player は Synaptic でインストール

 64 bit 版の最大の鬼門は Flash 再生である。現時点では YouTube やニコ動の閲覧にはかかせない。いろいろ検索してみたのだが、前述のようにヒットする解説ページが古いものばかりであった。もしやと思い、王道の(?) Synaptic で flash player を探してインストールしたら普通に動作した。以前の古いバージョンではいろいろと不具合が発生していたようだが、現時点で私が使っている範囲では特に問題はない。バグも修正されつつあるようだ。これも世界中の開発者のおかげだろう。おそるべしオープンソース・コミュニティ。

私が出会った問題点 (Adobe Reader と AIR)

 とは言っても Ubuntu が "Not recommended for daily desktop usage" と宣うことだけあって、問題点がないわけではない。私が今のところ出会ったのは、ブラウザで pdf が表示されないことと、Adobe AIR のインストールが特殊であった、という2点だ。

 前者について。ブラウザで pdf ファイルへのリンクをクリックするとアプリで開くか保存するかを聞かれるのでまったく見れないわけではない。しかしブラウザのウィンドウの中で閲覧したかった。私は以下のサイトを参考にプラグインを導入して、ブラウザで pdf を見ることができた。

Ubuntu - saku Wiki - AMD64(x64 x86-64) x86系CPU 64bit版のインストール

 それから私は Twitter クライアントとして TweetDeck を使用している。これを使うためには Adobe AIR が必要になる。 Ubuntu の 64bit 版へ AIR をインストールする方法は解説したページは沢山あるが、どうも情報が古くなっているものも少なくないようだ。常に最新の情報にあたる必要がある。これを書いている時点では以下のサイトの解説が正しいようだ。"INSTALLING AIR 1.5 ON 64-BIT UBUNTU 7.10, 8.04 AND 9.04" の部分は Ubuntu 10.04 へも摘要できる。

Install Adobe AIR Linux 1.5 on 64-bit Linux distributions

 上記の方法の冒頭、 "sudo getlibs ./AdobeAIRInstaller.bin" で "this application isn't missing any dependencies" と表示されてビックリしたのだが、よく考えてみたら missing していないのだから成功したということであった。否定形で表示されるとちょっと驚く。かまわず続けるとインストールできるはずである。


 実際のところ、私がまだ経験していない不具合が沢山あるのかもしれない。64 bit という茨の道が始まったところだ。

(追記)
 この記事を書いた後で TweetDeck でうまく日本語が入力できなかった。書くネタが増えてよかった(違