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田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

盆栽

 5年前にカミさんの実家に引っ越してきた。私はサザエさんのマスオさんのようなものだ。義父の許可を得て ADSL 回線を契約して PC を自作した。その頃から Linux とのつき合いも始まった。私の机のまわりにはPCのパーツやら本や雑誌が雑然と置いてあって殺風景なので、その頃から観葉植物などを机のそばに置くようにしていた。ところがこれがことごとく枯れてしまった。サボテンの一種を枯らしてしまったときはさすがに自分の植物を育てる才能の無さに飽きれた。サボテンのときは炎天下に置いて表面が焼けてしまったのが枯れた原因だと思う。他の観葉植物は冬の寒さが原因だった。私の机は廊下に置いてあり(田舎の屋敷なので廊下もかなり広い)、おそらく冬は室内でも0℃近くまで下がると思う。


 カミさんの実家に引っ越したのは私の実父が亡くなってしまったこともあるのだが、そのせいか親戚の冠婚葬祭に私が出かけることが多くなった。冠婚葬祭と言っても専ら葬式の参列ばかりだ。私の親戚で寄居町用土というところに住んでいる方がいる。関越道花園ICからそれほど遠くないところで植木の生産地として有名な場所でもある。親戚の叔母さんをクルマで送っていったらお礼に、と盆栽をもらった。売り物として沢山作っているのだ。遠慮なく一鉢いただいた。

 海棠(カイドウ)の盆栽であった。ハナカイドウと一般的には言うらしい。春先にはピンク色のかわいらしい花をつけていた。まだ数カ月しか経っていないのだが、今度は何とか育てられるような気がする。今までは日本の路地で育たない種類ばかり育てようとしていた。ハナカイドウならこの辺でも路地ものもあるので、ある程度冬の寒さでも耐えられるだろうと思っている。


 先日、ラジオで宮脇昭さんという方の話題が出ていた。海外各地で森林の復活を手がけている方だ。その土地の木々であれば最終的には人が手をかけなくても森林を形成するという信念のもとに森林再生に取り組んできた方のようだ。YouTube にもその講演があった。


 そういえば亡くなった父も盆栽を育てていた。亡くなったときに形見分けで親戚に分けてしまったのだが、自分もその歳に近くなってきたのかな、とも思った。

 最近、サザエさんを私は見ていないのだが、相変わらず波平さんは盆栽の世話をしているのだろうか。以前はカツオが波平の盆栽を野球のボールで壊すって話が定期的に放映されていたような気もするが。今、都会で自分のうちの庭に盆栽棚を持てるのはお金持ちくらいなんだろうな、と今時はやらないであろう盆栽を眺めながら思うのだった。