田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

R100GS の下回りを洗車した

 以前、作業の写真を撮って載せようと考えたことがあったのだが、作業手順を間違えそうになるは、カメラは油まみれになりそうになるはで、やめたことがあった。今回こそ写真に撮っておけばよかったかなとも思った。


 先々週、友人に輸入してもらったレクチファイアーを取り付けたのだが、エンジン周りの汚れが気になっていた。基本的に私は綺麗好きではなく、汚れも気にしないのだが、あまりの酷さにいつか洗車しようと思っていた。


 私の BMW R100GS はオフロード・バイクなのだが、中古で購入して十数年。最近はほとんどダート走行などしないが、積年の泥垢でコキタナイ状態である。大体、BMW のバイクのオーナーさんたちは愛車をピカピカにしているのだが、私はその対極のほったらかしである。

 というわけで久々に念入りに洗車してみた。


 オンボロ OHV の BMW のバイクを洗車して思ったことなどをメモしてみる。

  • エンジンはアルミ色であった。(長らく下側のオイルパンは黒色だと思ってましたw それくらい油汚れがこびり着いてました。下のアルミの地金が見えたときは感動した。)
  • ケミカル製品は使う価値がある。(それほど高くないものを買ってきたのだが、見る見るうちに油汚れが剥離した。私はときおりブレーキクリーナで油汚れを落としていたのだが、もうちょっと安い、汚れ落とし用のケミカル製品で充分であった)
  • 相変わらずオイル漏れがひどい(後述)
  • ホイール部分はピカールを使って真鍮ブラシで磨いたのだが、よく汚れが落ちた。ピカールは安くて効果抜群であった。GSのホイールはアルミ製なのだが、他のバイクでメッキコーティングされているようだと、こすらないほうが良いかもしれない。


 私の R100GS は購入時からエンジンのシリンダーヘッド付近からオイル漏れがひどかったのだが、相変わらずである。オイルが滲んだ状態でオフロード走行を繰り返したものだからオイルと泥が交じり合ってカサブタのようになっていた。これを取り去ってみたのだが(完璧に取れたわけではないのだが)、余計オイル漏れをするようになるだろうか?しばらくはエンジンオイルのレベルに気をつけたい。


 以前は国産バイクに乗っていた。新車購入したせいもあるかもしれないが日本のバイクの場合、ほとんどオイル漏れがなかったような気がする。

 昔、BMW には紙製のガスケットが使われていると聞いたことがある。耐熱シートからガスケットを自作している方のサイトを見つけたのだが、おそらくこれは本当だろう。そして紙製のガスケットは国産車にも使われているようだ。圧着による変形が少ないのでシート状のガスケットもあり得るのであろう。紙だからオイル漏れするのかな、と考えた時期もあったのだが、単純にそうとは言えないのかもしれない。


 Wikipedia の「ガスケット」の項目には紙製のガスケットについての言及がない。おそらく「ジョイントシート」というのがそれだろう。純粋に紙製ではないのかもしれない。

ガスケット - Wikipedia

ジョイントシート
ゴム、ポリアミド繊維、ガラス繊維、膨張黒鉛などを均一に混合させた後加熱ロールで加圧圧延した厚さ0.4mm 〜 3.0mmのシートを打抜いたガスケット。過去には石綿アスベスト)を主材とする石綿ジョイントシートが広く使用された。石綿の使用禁止後はシール性能や耐熱温度の低下が見られるが価格が安く加工や入手が容易なため、代表的なガスケットとして依然使用されている。厚さ1.5mm、3.0mmのものが代表的厚さとして使用される事が多い。