田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

Windows クライアントで Ubuntu サーバのプリンタを利用する

 前回記事にしたように Ubuntu 9.10 でsamba サーバを構成した。Ubuntu サーバに パラレル・ポート で接続したモノクロレーザプリンタ (Canon LBP-1420) を Windows Vista クライアントで利用できるようにした。他のサイトであまり解説されていない方法なので、メモしてみる。(私の環境が特殊だったのか、あるいは当たり前すぎて誰も書かなかったのか、とにかくここまで設定するのに苦労した。)


 まずプリンタのドライバのインストール方法については前回の記事に書いたので省略する。

 サーバの /etc/samba/smb.conf のプリンタ・セクションは以下のようにした。特にアクセス制限を設けない緩い設定だが、普段はプリンタの電源は切ってあり、作業するときだけ電源を入れるので、私の場合はこれで十分である。

[printers]
  comment = All Printers
  path = /var/spool/samba
  browseable = yes
  public = yes
  printable = yes
  use client driver = yes


 ところで、この設定で Windows Vista クライアントからネットワーク・プリンタを参照させるとこのプリンタを見つけることができる。しかし新しいプリンタとして追加しようとすると「プリンタへ接続できませんでした。操作を完了できませんでした。」のメッセージが表示されて追加できない。何回やっても同じ結果だった。


 いろいろと検索し(元のページのURLを忘れたのだが)ローカルポートを使う方法が書いてあるページがあり、以下の方法でプリンタを設定できた。

  1. まずローカル・プリンタとして該当のプリンタを追加する。(もちろん実際にはクライアントに直接接続されていないのでプラグ・アンド・プレイで検索してはいけない)
  2. プリンタのプロバティのポートでローカル・ポートを追加する(私はてっきりStandard TCP/IP ポートだと勘違いした。ただのローカルポートである)
  3. 上記のようにローカル・ポートを追加する際、その名称を「¥¥サーバ名¥プリンタ名」とする。

 これで印刷可能になるはずである。(毎度のことながら設定は自己責任でお願いする。少なくとも私のところではこれで印刷できた。)


 ちなみに私のところではL3スイッチを介して複数の、違うネットワーク・アドレスを持つネットワークがあるのだが、上述の smb.conf のプリンタ・セクションで "browseable = no" に最初しておいたら、そのルータ越しの異なるネットワークからは上記のような名称のローカル・ポートを追加できなかったということも書いておく。("browseable = yes" とすると異なるネットワークからも印刷できた。)