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田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

Ubuntu 9.10 で samba サーバを構成した

linux

 型番をメモするのを忘れたのだが、2002年頃に設置されたサーバ(NEC の Express シリーズのうちの一つ)が一台廃棄処分となったので、samba サーバを作成した。30台程度のクライアントPC (Vista) を使って、100名程度のユーザの認証をさせるためとユーザ共有のファイルサーバを作りたかった。

 短期間で仕上げる必要があったので、ウェブ上にある情報を元に構築した。基本原理を理解せずにサーバを操作することはやってはいけないこととは思うが、時間的余裕がなかったのと、それほど重要な情報を扱うわけではなかったので(最悪システムが壊れてしまっても、それほど大きいダメージがあるわけではなかった)、やってみた。結果的にはうまく行ったのだが、若干苦労した点、予想とは違った点があった。あまり参考にはならないとは思うが、同じところにハマる人もいるかもしれないので記事に書いてみた。

Ubuntu 9.10 のサーバ版を使用した

 サーバ版を Ubuntu のサイトからダウンロードしてインストールした。サーバ版の CD には Live CD 機能はなく、また X-Window System もない。インストール途中、エラーが発生した場合、コンソールで文字化けが起こるので、インストールには英語でインストールした方が良い気が個人的にはする。インストール後に日本語ロケールを導入可能だし、デスクトップもインストールできる。 後者は、”sudo aptitude install ubuntu-desktop” で Gnome デスクトップがインストールされる。

 知人になぜ Ubuntu と聞かれたが、普段から使い慣れているのと、apt が使えるのが魅力的だった。邪道かもしれないが、デスクトップを導入した後 Synaptic が使えるのが低レベル管理者には心強い。もちろん Debian の安定版の方がさらに安定しているのかもしれないが、個人的な趣味で Ubuntu にしてみたかった。

Samba ドメイン に Vista クライアントを参加させる

 私は以前にも似たようなことを設定したことがあったのだが、以前は XP クライアントであった。Vista を扱うのは私にとっては初めてであった。samba ドメイン については他の解説ページを参照されたい。
私は以下のページを参照にした。この設定でVista クライアントが Samba ドメインに参加できた。

Windows VistaからのSambaドメインへの参加 - Samba-JP

/etc/samba/smb.conf の global セクションを以下のようにした。(もちろん SAMBADOM のところは設定したい名称にする)

[global]
 workgroup = SAMBADOM
 domain logons = yes
 passdb backend = tdbsam
 add machine script = /usr/sbin/useradd -s /bin/false -d /dev/null %u

samba ユーザの追加がうまくいかなかった

 上記の方法で PC アカウントはうまく設定できたのだが、ユーザ(人)のアカウントはうまく追加できなかった。100名近くユーザ作成する必要があったので、最初は Webmin の System の項で、csv形式のファイルによりユーザを追加し、Samba ユーザにも追加いたのだが、Vista クライアントでログインしようとするとパスワードが違う、とのメッセージが出てログインできなかった。(このとき、Webmin のServer の項にある Unix ユーザを Samba ユーザに同期させる、という機能を使ったのだが、上記の方法でドメインに参加させた Vista クライアントの PC アカウントも壊れてしまったようだった。クライアントからドメインに接続できなくなってしまった。この方法はやらない方が良いだろう)

 結局、 ユーザ情報のファイルを適宜作成した後で、addusers コマンドでユーザを作成したのだが、Linux のシステムでのユーザは作れたものの、Vista クライアントにログインすると「パスワードが違う」とのエラーが発生した。不思議なことに作成したユーザでいったんサーバでログインすると、その後は Vista クライアントにログインできる。この現象の原因は何なのか、今のところ私には不明である。

Ubuntu に Canon のモノクロレーザープリンタをインストールした

 マニュアルなどを参考にドライバーをインストールしてみたのだが、何回やってみてもうまくいかなかった。(追記:型番書き忘れた。私が使っているのは LBP-1420) 仕方がないのであきらめて、Windows機と繋いでみても印刷できなかった。結局 USB ポートが故障しているようだった。どおりでうまくいかないはずだ。私の前任者が市販のプリントサーバを使っていたのだが、短い USB ケーブルでプリントサーバをブラブラぶらさげていたものだから USB の接続口が痛んでしまったようだった。パラレル・ケーブルに繋ぎ変えたら一発で印刷できた。

 Linux で Canon のプリンタを使う場合は以下のサイトからドライバをダウンロードするとよいだろう。マニュアルも一通り目を通したほうがよい。

キヤノン:サポート|ソフトウエアダウンロード


 UbuntuDebian と同様に deb ファイルでインストールできるが、Ubuntu 9.10 だと libcupsys2 のパッケージが必要になる。皆さん、これを探すのに苦労しているようである。検索するとそれなりに見つかると思う。記事を書いている時点では以下のサイトにある。

http://security.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/c/cups/

 上記のキヤノンのサイトにあるマニュアル通りに設定すれば印刷できるはずである。


 また運用してみて気づいたことがあったら記事に書いてみたい。