朝日新聞に日本の財政が破綻するというシナリオ(フィクション)が記事に出ていた。そんなこともあって、たまたま立ち寄った本屋で以下の本を買った。
スラム化する日本経済 4分極化する労働者たち (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 浜矩子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: 新書
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ざっと読んでみたのだが、率直にいってこの本は買うんじゃなかったと思った。Amazon のカスタマー・レビューに同意。今度からはレビューをチェックしたら買おう。
ただ経済はまったくの素人なのだが、財政は健全化したほうが良いのではないかとは思っている。今のところ「日本 破綻」とかいうキーワードで検索すると以下の記事が検索上位にくる。日本の国債の引き受け手が国内の機関投資家などであるうちは心配ないということだろうか。
金融日記:日本国政府がどれだけ借金しても絶対に日本は倒産しないと言うことのサルでも分かる説明
日本国政府がどんどん国債を発行して、将来の国の財政にみんなが悲観的になれば、株価のように国債の価格が暴落して、日本円の価値も暴落するだけです。
苦し紛れに増資しまくる会社の株価がどんどん下がるように、国債を日銀がじゃんじゃん買って日銀券をどんどん刷れば、同じように国債の価格もビッグマック単位でみれば暴落していくのです。
そして、日本円が紙くず同然になれば、日本国政府の借金も紙くず同然になるので簡単に借金を返せますし、そもそも新しく国債と言う名前の日本の株式を日銀にハメこんでしまえばいいので借金を返す必要もありません。
そう言う意味で、日本がどれだけ国債を発行しても、会社が借金を返せなくて倒産すると言うことは起きないのです。
しかし、これって通貨暴落によりハイパーインフレが起こる可能性があるってことじゃないのかな。よくわらないが。
何となく日本の将来に不安を感じる今日この頃である。