事故で愛車を失って中古車を購入して乗っている。今のクルマは愛車かと言われると微妙なところ。正直言ってもうクルマにはあまりお金をかけたくないな、という気持ちがある半面、購入から2年以上たつと少し愛着も出てきた。新古車で購入したので、まもなく車検だ。
私のクルマは、2007年に中古で購入した 1.3L のホンダ・フィット。現行型の前のモデルでおそらく古いモデルの最終型だと思う。ウィンカーがドアミラーにも付いているタイプで、形式は DBA-GD1 だと思う。
車体の真横でキーのボタンを押してもドアが解錠しないことがあった。キーを見るとネジが一つとカバーを外すためと思われるキリカキ(溝)があった。思い切って自分でキー内蔵電池を交換してみた。
意外と簡単に交換できた。しかしキー本体のプラスティックが柔らかいせいか、マイナスドライバーでこじって開けるときに若干傷ができてしまった。ここは慎重にやるべきであった。(もし自分で交換される場合は自己責任でお願いします)
交換方法は、いたって簡単。ネジ穴に合う小さなプラスドライバーでネジを外し、本体横の溝にマイナスドライバーなどをあててこじって開けると中のボタン電池が取り出せる。本体のフタはかなりしっかり合わさっているので開けるのにそれなりの力がいる。私のようにボディーに傷をつけないように気をつけないといけない。
使われている電池は CR1220 という形式だった。先日、オートバックスに行ったとき350円でキーレスエントリーの電池交換という掲示を見た。電池の値段を考えるとプロに頼めばよかったな、と思った。
私はキーレスエントリーの車は3台めである。最初のパジェロはディーゼル規制のため手放し、2台目のプジョーは事故で失った。どれも5年と乗っていなかったのでキーの電池を交換したことはなかった。私のホンダ フィットは中古で購入後2年で交換となった。ちょっとサイクルが短い気がする。
中古車として展示されているときバイヤーが何度もキーを開け閉めしたためか、それとも単に内蔵電池の寿命だったのか、理由はわからない。今回交換した電池がどれくらいもつか気になるところだ。
ちなみに私の少ない経験から言いきるのは無謀かもしれないが、国産車は自分で電池を交換できるタイプが多いような気がする。たしかパジェロも私は一度キーを開けたことがある。(交換する必要はなかったが)
プジョーはキーを開けなかった。イモビライザー装着車だったのでキー内の回路を傷つけるとまずいと思ったことと、ネジの形式が単純なプラスネジではなく、たしかポジドライブであったからである。
何気ないところにもモノ作りの思想の違いを感じさせる。