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田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

田舎の「外国化」は徐々に進行しつつあるのだが

 先日、家人がNHKの「家族に乾杯」を見ていた。私も途中一緒に見ていた。私も好きな番組だ。
 たまたま群馬県昭和村の畑地帯を渡辺満里奈が訪ね歩くシーンを見たのだが、まわりにほとんど人影がなく、珍しく若い人たちが働いていたので彼女が声をかけたら皆、中国人だった。ちょっとしたオチにクスッと笑ってしまったのだが、その後「やはり」と一人納得した。


 北関東に限らないとは思うが、農村で働く外国人は決して珍しいことではない。むしろこの番組のようにランダムに散策していても「発見」するのだから、これはごく普通のことである。

 私が子どもの頃、70年代前半は都会以外で外国人を見かけることは、在日朝鮮人を除いては皆無だったと思う。'80年代ころから田舎でもボチボチ見かけるようになった。今では普通にいる。労働者本人だけでなく家族ごと移住してきた例もある。息子の同級生にも保護者の名前がカタカナ表記の方もいる(本来は違う文字なのだろうが)。例の、保護者が不法滞在だったので本国へ強制送還された中学生はたしか埼玉県川口市に在住していたと思うので、田舎に限らず都市部でもそうなっているのかもしれない。とにかく、田舎の農村部で外国人労働者が占める割合は徐々に上昇しつつあると実感する。


 素人ながら、やはり日本は豊かになったせいなのだろうなとも思う。日本に住んでいると全然実感しないが。何しろ為替レートが全然違う。私が子どもの頃は1ドル360円だったのだから。その頃と比較しても、外国人にとっては魅力的な国だろう。治安も他の国と比較しても今のところそう悪くない。


 うまく書けないのだが、以下の記事を読みながら、私は冒頭の、畑で中国人を見つけた渡辺満里奈さんのシーンを思い出していた。
「基準から外れてしまった」人をどうするか - Tech Mom from Silicon Valley

 全然論点が違う記事である。私は日本国内にいる「日本人の」基準から外れてしまった人に対する記事と読んだのだが、いまや日本には日本の「基準」から外れている方が相当数いる。(「基準」の意味が違うかな)
 日本人は「規範から外れたら一巻の終わり」という恐怖にしばられている。だがそれもそうではなくなりつつある。少なくない数の「引きこもり」の問題は大きな社会問題だ。その一方で農業などの過酷な低賃金労働のある一定の部分は、外国人の労働によって担われている。私は従来の日本社会であれば日本人によって担われたものだとも思う。単純で間違った見方かもしれないが、次のように私は考えている。引きこもりなどによっていまや日本人の労働力の総量が目減りしつつあり、その影響を真っ先に受けるのが農業などの低賃金労働であろう。そこには外国人労働力が補充されている。この傾向はますます強まるのではないか、つまりは地方農村部などにおいて「外国化」は益々進行するのではないか、と。


 今度与党になった(なりそうな?)社民党は最低賃金の引き上げを掲げているようだ。近視眼的には結構なことだと思うが、今の農家で時給千円も払えるようなウチはどれだけあるのだろうと考えると暗くなってしまう。ますます外国人研修生が増えるのではないか、とも思った。
 しかしちょっと調べてみて、私は外国人には最低賃金は適用されないと誤解していた。日本人と同様の権利を持っているようだ。

 02-03-18 外国人にも最低賃金は適用されますか。

 この影響で、定格給付金も外国人労働者に支払われたのだろうか。今春、外国籍の(あきらかに短期滞在と思える人にも)定額給付金が支払われたことは意外に思った。外国人といえども、おそらくは納税しているのだろうから、当然のことかもしれないが、ちょっとこれでよいのかなとも思ったりしたこともあった。

 J-CASTニュース : 外国人留学生にも「定額給付金」 「血税の使い道違う」とネットで怒り


 例によって全然まとまらないのだが、よく日本に関して論じてある文章をみると「あなたの考えている日本は本当に日本ですか?」と問いかけたくなる。