田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

slaxとPuppy Linux

 昨日からの続きなのだが、旧型ノートPCに Puppy Linux を入れた。最初は slax にしようと思っていた。slax の日本語化を行っている方を個人的に知っているからだ。しかし結局は以前も使ったことがあるPuppy Linux にしてしまった。知人を裏切ってしまったようで、ちょっとつらい。

 なぜ私は Puppy にしたのか。理由は大きく2つある。

 まずは、Puppy のほうが起動が速かったこと。ノートPCでは起動時間は重要である。持ち運んで電源を入れるところから作業が始まるからだ。私のPCではslax-6の起動に約2分のところ Puppy では約1分である。たかが1分の差であるが2倍の時間でもある。この差はどこからくるのか。素人の私には全然わからない。しかし素人目にはPuppy のほうが断然軽快のように感じられてしまうのだ。
 実際のところ、起動してしまうと動作に大差はない気はする。昨日も書いたが Puppy でも Firefox 3.5.2 を起動させたりするとメチャメチャ遅い。Duron 700MHz でメモリが128MB では仕方がないのだろうけど。それでも最初の印象というのは恐ろしいもので、起動の速さで Puppy は軽快だ、と刷り込まれてしまうような気がする。


 二番目の理由はデザインである。現時点での最新バージョンのスクリーンショットを見比べてほしい。

slax-6のデスクトップ 画像はウィキメディア・コモンズから)
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Puppy Linux 4.20 画像は日本語公式サイトから)
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 slaxのこのデスクトップ背景などはペンギン(Tux?)のくちばしが半透明のように描かれていてかなり精密なのだが、個人的にはあまりセンスが良い感じがしない。一方 Puppy は、右サイドのウィジェットVista を連想させて個人的には嫌いなのだが、シンプルなわりに洗練された印象を与える。Puppy の日本語版のシンボルは東京の犬張り子を元にしているのだが、最初は張り子の写真画像だったのが、徐々に抽象化されてきている。
 最終的にデザインは個人の趣味によるところが大きいとは思うが、Puppy は日本語版は別の背景を作成するなどパッケージイメージにも気を使っている感じがする。


 以前、slax の関係者が、Linux 関連の情報誌で Puppy に比べてslaxの扱いが小さいと嘆いていたことがあった。たしかにもうちょっと slax は注目されて良いディストリビューションだと思う。しかし、実際使ってみると、現時点では Puppy のほうが魅力的に思われてしまう。
 今のところ、私としては Puppy を使いたいので使っているのだが、今後 slax の巻き返しにも注目していきたい。それにしても旧型PCユーザとしては、いたずらに機能を増やすのではなく、安定して低スペックのハードウェアでも動作するディストリビューションを望みたいものだ。


 ちなみ Puppy Linux ってどんな方が関わっているのだろうと、日本語サイトに名前のあった米田さんという方をウェブ検索してみた。長野市でコーヒーショップとホテルを経営している方のようだった。しかも私と同じく30歳になってから大型自動二輪の免許を取得している!他人とは思えない(笑)。


 49才からのLinux征服計画(10年目)Puppy Linuxで挑戦中です!

 絶対次に長野へツーリングに行く際は米田さんのお店へ行こうと密かに(?)誓うのだった。