田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

Mozilla と Google の対立

 自宅では LinuxGnome デスクトップを使っている。ブラウザは Firefox なので、職場で私が使う Windows の PC でも Firefox を使っている。若干のアドオンでカスタマイズしているのだが、今は Firefox 3.5 で Mozilla Weave 0.5.0 を使っている。これで 自宅のブラウザと職場のブラウザで、ブックマークや履歴、クッキーが同期できるのが非常に便利である。Linux と Windows というOSの違いを越えて同期できるのだからすばらしい。ブラウザがあればOSはいらない、と言われる所以である。

 しかし正直言うと、しばらく Weave を使っていなかった。同期に時間がかかりしばしば同期できないことが起こったからだ。
 Firefox も 3.5 になり、Weave も 0.5.0 にバージョンアップしたのを期に使用を再開してみた。今までと違って同期もスムーズで確実である。非常に良い感じだ。難点と言えば個人情報がクラウドの中に置かれることか。そこは割り切って使っている。プライベートなことは非同期の、Opera など別のブラウザを使うこともある。とにかく複数種類のブラウザを使うことは、贅沢感があり(?)個人的には気に入っている。

突如中止された Google BrowserSync プロジェクト

 以前は GoogleFirefox 用に BrowserSync というアドオンを提供していたのだが、開発が中止されてしまった。当時は開発の時間がない、とかアナウンスされていたようだった。

 一方、Google が提供するブラウザ Chrome にブックマーク同期等のサービスが検討されているようだ。

 Google Chromeブックマーク同期サービス、WeaveとXmarks対抗 | エンタープライズ | マイコミジャーナル


 素人の私が言うのも変だが、やはり、Google BrowserSync の開発が止まったのはこのためだったのかな。Google ChromeOSSChromium が立ち上がった時もウェブで囁かれていたと思うが、GoogleMozilla プロジェクトが蜜月時代を過ぎて、いよいよライバルとして競争しあう状況になって来たのだろうか。自分は開発などしていないので語る資格はないが、単なるユーザとしても、今後の動向が気になるところだ。

寡占か多極化か

 最近、自分の衰えを認識することが多くなってきたし、若い人たちに負けているなと思うことも多くなった。コンピュータなどは、気がつけば、長い時間使ってきているのだが、いまだに初心者の域を出ない。いまだに単に使っているだけだ(笑)。知れば知るほど己れの未熟さを認識するので、それは仕方ないのかもしれないのだが。

 長く使ってきて、物事が一極集中するさまを嫌というほど見せつけられてきた。OS で言えば、Microsoft である。GUIが普及しだしたころ、AppleMac OS が広まる機運も若干あったと思ったが、実際は Microsoft Windows の寡占が進んだ。ブラウザにしてもそうだ。黎明期は Internet ExplorerNetscape の競争があったが、IE が圧倒的に勝利した。最近は Netscape の流れを汲む Mozilla Firefox が少しずつ勢力を盛り返している。一方、検索は言うまでもなく Google が一人勝ちである。

 寡占により規格が統一して使いやすくなるなどのメリットがある反面、選択の余地がないといろいろの弊害も発生する。Microsoft によるOSやオフィス・スイートの価格コントロールなどもその一例であろう。技術革新やデフレの影響で価格が下落傾向にある中、PCを自作するとわかるが、OSの価格が異常に高止まりしている感がある。Vistaの失敗の背景にはOSの価格が高いこともあると思う。


 今後どのように変化していくか予断を許さないのだが、多極化という面では良いのかもしれない。しかし Microsoft に代わって Google の覇権の時代が来そうな予感もする。

 いずれにしても、いちユーザとしては、選択の余地があるような変化を望みたいのだが、どうなることやら。

 ある意味、面白い時代に生きているのかもしれない。