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田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

昼前の白い月

自然

 恒例の週末の早朝散歩に出かける。本当は気温の低い日の出前の外気にさらされることは健康にとってあまり良くないのかもしれないが、夜から昼に変わる瞬間がたまらなく、日の出前に散歩に出かけることをやめられない。


 昨晩、帰宅した頃には上空に昴、プレアデス星団が見えた。ちょうど秋の頃の早朝の天空のようであった。確実に季節は巡っている。今朝は若干東の空が白んできたので星はよく見えなかったが、南天には下弦の月が出ていた。これから細っていく月だ。まもなく師走も終わりである(旧暦だが)。


 さすがに寒いので以前よりは散歩の時間を遅らせている。時間を遅らせたせいか前回の散歩よりも小鳥の鳴き声や姿を見かけた。草むらにスズメのような小鳥を見つけたのだがスズメではなかったと思う。ヨシキリかセッカだったのだろうか。
 いつもの里山に差し掛かると久しぶりにコジュケイの声を聞いた。夏から秋にかけてはガビチョウの声がやかましく、以前よく聞こえたコジュケイをほとんど聞かなかったので群れが移動したのかと思っていたが、しぶとく停留しているのだろう。逆にガビチョウを聞かなくなったが声を潜めているのかもしれない。ガビチョウは東南アジアから中国南部にかけて生息する鳥で以前は日本ではその声が聞かれることはほとんどなかった。籠脱けの鳥が定着、繁殖したそうだが、温暖化のせいか日本で越冬するようになったらしい。おそらく春になると当地でもやかましく鳴き始めることだろう。冬季の今はほとんどガビチョウの声は聞かれない。

 里山を巡って水田地帯に降りてくるとアオサギを二羽見かけた。グライダーのように羽を羽ばたかずに滑空する様は非常に優美である。一時期姿を見なかったのだが、また戻ってきたのかもしれない。しかしアオサギがいるときはほとんどシラサギ類の姿を見ない。テリトリーの争いが続けられているのかもしれない。自然は厳しい。


 帰宅する頃はすっかり明るくなっていた。青空に下限の月がぽっかりと浮かんでいる。たしかにレミオロメンの「3月9日」ではないが、昼前の白い月は何だか綺麗だ。