田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

庭木にメジロ

 久しぶりに週末の散歩に出かける。ほぼ一ヶ月ぶりか。体調を崩していたこともあって日の出を待って出発。それでも寒かった。

 日の出の頃は西の空に満月が浮かんでいた。東に太陽、西に満月と、不思議な光景であった。月齢14.6、今日は旧暦の12月16日。旧暦では1月1日をもって春が始まるとされるので、暦ではあと半月で春である。

 以前にも書いたが、どうもグレゴリオ歴の1月1日を祝う気にもなれない。年賀状に迎春とか頌春とか書いてあってもまだ早い気がする。これまた以前も書いたが、旧暦の元旦はちょうど建国記念の日の頃である。神武天皇の即位が辛酉年春正月とされるそうなので当然と言えば当然だが。


 昨日は珍しく雪が降ったが、赤城おろしが吹きすさぶ土地柄もあって、はやくも地面は乾いていた。しかしアチコチに霜柱が立ち、水たまりには氷が張っていた。年甲斐もなく霜柱を踏みしめ、氷を割りながら歩いてきた。重いランドセルを背負って遠い道程を歩いた小学生の頃が思い出された。

 散歩から帰るとまだ実をつけた柿の枝にメジロが群れていた。見事なウグイス色の羽だった。昔からメジロはウグイスと混同されてきたが、無理からぬことだ。

 Wikipedia - ウグイスの項「メジロとの混同」より

日本では、ウグイスとメジロは混同されることがよくある。いわゆる梅にウグイスという取り合わせが花札をはじめ、よく見かけられるが、実際には梅の蜜を吸いにくるのはメジロであり、藪の中で虫を食べるウグイスはそのような姿で見かけられることはまずない。「ウグイス色」というとメジロの体色のような鮮やかな色を連想する人も多いが、JIS慣用色名に定められているウグイス色は茶と黒のまざったような緑色をしている。この色を鶯茶(うぐいすちゃ)ともいう。実際のウグイスの体色は茶褐色であり、JISのウグイス色は、ウグイスの羽を忠実に取材した色である。