自作機に Ubuntu 8.10 をインストールしたのに続いて、Vmware Server 2.0.0 をインストールし、 Virtual Machine として Windows XP Professional をインストールした。(インストール3連チャンw)
VMware Server は1.xのときから使っているのだが、見事にハマってしまった。バージョンが2になって非常に使い勝手が違ってしまった。以下のような記事が書かれるわけである。
VMware Server 2を入れてみた(そして使わないことにした) | IDEA*IDEA
私の場合は、Linux(Ubuntu)の仮想環境下で、単にWindowsXPが走れば良いだけなので使ってみた。ブラウザから "VMware Infrastructure Web Access" を起動してログインするというのにどうも慣れない。
Ubuntuユーザは、VMware Server 2 を導入する際は、Administrator のユーザの指定を忘れずに行う必要がある。忘れると、インストールが完了した後に、rootのパスワードがなくてログインできない、というハメになる。
パスワード設定ファイルをいじる方法もあるが、私のような初心者には /usr/bin/vmware-config.pl で再設定するのが無難である。
一般的にそうなのかよくわからないのだが、私の環境ではキーの入力がキートップに印字されているものと違っていた。旧バージョンでも VMware Server で Linux をホストOSに、Windows をゲストOSに指定するとアンダースコア(_)が入力できないなどの不具合があり、一部の設定ファイルを書き換える必要があったのだが、今回 VMware Server 2 では再設定にかなり苦労した。
私は Ubuntu 8.10 (Intrepid Ibex) で”日本語106”のキーボードに設定しているのだが、アンダースコアのみならず、矢印キーや "Page UP" 、 "Page Down" 、 "ALT" 、 "Ctrl" などが正常に機能しなかった。
以下のページを参考に、Linuxで"xev"を起動して各キーのkeycodeを読み取り、/usr/lib/vmware/xkeymap/jp106 に記載されているコードに割り当てることにした。
VMware Server Consoleにおけるキーバインドのカスタマイズ - かえでのWebログ
具体的には、 /etc/vmware/config の末尾に以下の設定を追加した。
xkeymap.language = jp106 xkeymap.keycode.132 = 0x07d # backslash xkeymap.keycode.97 = 0x073 # kana_RO xkeymap.keycode.115 = 0x14f # End xkeymap.keycode.113 = 0x14b # Left xkeymap.keycode.116 = 0x150 # Down xkeymap.keycode.114 = 0x14d # Right xkeymap.keycode.111 = 0x148 # Up xkeymap.keycode.112 = 0x149 # Prior xkeymap.keycode.117 = 0x151 # Next xkeymap.keycode.133 = 0x15b # Super_L xkeymap.keycode.64 = 0x038 # Alt_L xkeymap.keycode.108 = 0x138 # Alt_R xkeymap.keycode.37 = 0x01d # Control_L xkeymap.keycode.105 = 0x11d # Control_R xkeymap.keycode.135 = 0x15d # Menu xkeymap.keycode.119 = 0x153 # Delete
動作が変だと気がついたものを随時追加したので並び順が綺麗ではない。
また設定を変更したら、 "sudo /etc/init.d/vmware restart" などでサービスを再起動しておくことも忘れずに。
一応、今日現在私のハードウェアでは Ubuntu 8.10 の VMware Server 2 で Windows XP が正常に動作している。