田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

事故米転売に関する餅米の噂

 専業農家を営むカミさんの実家に引っ越して早4年が過ぎようとしている。毎晩のように義父と晩酌を酌み交わしている。大体は他愛もない話だし、酔っ払っての話なのでどこまで真実なのかよくわからいないことも多い。しかし昨晩聞いた話は、真偽のほどは定かではないのだが、興味深いものだった。


 私の義父はよく「日本農業新聞」という業界紙をとっていて、野菜相場を毎日チェックしている。義父に言わせると日本の農家は相場を気にしなさ過ぎとも言う。

 そんな義父がここ数年餅米の価格が下降傾向にあるのをいぶかしく思っていたというのだ。


 農産品というのは、当たり前だが、需要よりも供給が過剰だと価格が下がる。ここ数年間餅米がダブツキ気味で価格が下がっていたのだそうだ。噂では九州方面から供給されるとのことであった。
 うちの義父は、農家としては変わっているというか、年に数回、暇を作って「勉強に行ってくる」と言い残して全国各地へふらりと旅に出る癖がある。2年前も九州に行ってきたのだが、それほど餅米の畑を見なかったというのだ。
 個人での旅行なのですべての県を隅々まで視察したわけではないし、如何にプロの農家といえども、ちょっと田んぼを見ただけで餅米かうるち米かが見分けがつくのか疑問なのだが、義父が言うのには、今回の事故米転売が最近の餅米価の下落に関係していたのではないかと言う。
 数年よりさらに以前は餅米はうるち米よりも高いくらいだったそうである。その価格が下落傾向にあったということはうるち米を越えるくらいに餅米を供給する産地ができたに違いないと思い、その噂の発端であった九州を旅してみたらしい。(もちろん旅の目的はそれだけではなく、他にいろいろな作物もチェックしていきたそうだ。でも主目的は温泉だろうww)しかし全然餅米の田んぼが見当たらないので不思議に思っていたそうだ。もちろん今回の事件の発端は九州である。


 ちなみに農産物の種付けは大体前年の相場に影響される。農家は価格が高いもの、上昇傾向にあるものをより多く作付けする傾向があり、逆に価格の下降したものは嫌われて、作付け面積が減る。そういった作物は急には作付け面積が回復しない。供給が増えるのには2年以上かかる。だから、義父によれば、来年は餅米価格が高騰するのではないか、ということだった。

 もし実際にそうなったらば義父の推理はかなりの確度で正しいことになる。現実はどうなることか…。