田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

すっかり春めいてきた

 先週末と今週末、いつものように散歩をしているのだが日記を書くタイミングを逸していた。里山は週ごとに春めいている。今朝の天気予報によると北海道北部では降雪のようだ。本当に日本列島は長い。

 最近は日の出後に出かけるので小鳥のさえずりをよく聞く。雄鶏や雉の雄叫びはやや少ない。彼らは早朝を好むのだろう。画眉鳥が鶯や小綬鶏に負けじ劣らずと鳴いている。エキゾチックな調べで個人的には嫌いではないのだが、南方原産の鳥が定着するというのも薄気味悪いものだ。

 一瞬、梟が鳴いたような気がした。野太くよく響く声だったので間違いはないと思う。梟も抱卵する時期なのだろうか。昨年暮れに姿を消した青鷺を見ない。また戻ってほしいとは思っているのだが。年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず。同じでないのは人だけではないようだ。


 ここのところの雨風でソメイヨシノはすっかり花を落としたが、落葉樹は芽吹き出した。新芽の萌える頃を山が笑うと言うそうだが、今は山の微笑といったところか。本格的な春はこれからだ