田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

言語習得は若ければ良いのか

 自分でも語学オタクだと思う。言葉に興味を持ったのは子どもの頃エスペラントの冊子を見てからだ。以下の記事が目に止まる。

 覚えておきたい、ニセ科学リスト(語学編) - 女教師ブログ


 反論でも支援する意見でもないかもしれないが、私が就職したときの大先輩のことを思い出した。その方は満州生まれの方だった。小さい頃から地元の中国人と遊んでいたので中国語はペラペラだったそうだ。戦後引き上げてきて、中国語とは無縁の生活をしていたらすっかり話せなくなってしまったとのこと。

 早期語学教育の話を聞くと真っ先にこの方のことを思い出す。言葉は習わせるだけでは不十分だと。


 ちなみに何回か飲み会でご一緒させていただいたのだが「一歩間違えればオレも『大地の子』だったんだよ」との言葉に実感があった。何でもお父さんが旧日本軍を相手に商売をしていて早くから戦況が芳しくない情報を聞き、先輩の家族は早めに引き上げたそうだ。いつの時代も官尊民卑…いやこれ以上は書くまい。