先週末、古いノートに内蔵型の無線カードを入れた。結果的には成功したのだが、ちょっと苦労したこともあったのでメモ程度にまとめる。
2004年頃に買ったDELL Inspiron 1150 である。OSは Windows XP Pro. 購買当初は無線LANの必要性がなかったのだが(有線環境の仕事場で使っていた。仕事で個人のPCを使わないように、ということで自宅に持ってきた)、自宅を無線化したので内蔵型の無線カードがほしくなった。
まずノートPCの仕様を調べた。検索サイトを漁れば大体の答えは見つかる。私のものはMini PCI の Type III A というやつらしい。次に製造中の製品を探したのだが、古い型らしく新品は手に入りそうもなかった。
そこで最後の手段(?)でオークションサイトに当たってみた。すぐに見つかった。この手のパーツはある程度需要があるようで、定期的に出品されているようだ。
オークションは自己責任でやるしかない、と腹をくくって入札開始。なんとか3,000円程度で落札した。新品を買うよりは安い値段だ。
物はすぐに届いた。(ポイントの高い出品者はほとんどプロのようだ)
取り付けるときケーブルの接続を間違えてしまった。(Inspironはケーブルに長短があり、無理のないように付ければ良いだけだった)
ドライバを探すのに苦労してしまった。結局はメーカーのサイトで見つけた。私のはIntel製のものだった。最初からIntelのサイトで探すべきだった。(なんでもGoogleで探せると思い込んだ私の負け)
我が家の無線ルータはBuffalo製で暗号の設定などはAOSSで行っているのだが、Intelの設定ソフトとBUFFALO製のソフトが競合してしまったようだ。(後からインストールしたIntelnoソフトが自動停止したので問題はなかった)
それから一番の難関は無線設定を有効化することだった。ドライバをインストールした後、何回やっても「ハードのスイッチがONになっていない」との警告が出てしまった。カミさんの新しいPCには確かに無線をONにするスイッチがあるが、旧式の私のノートにはない。
結局、BIOSの設定で切り替えるのだった。BIOSで設定するとアプリケーションや "Fn + F2"のキー操作でONにすることができる。
思ったよりはうまくできた。今回の教訓は以下の通り。
- オークションサイトのすごさを改めて実感
- ハードにトラブったらまずはメーカーサイトを探すと良い
- 無線の設定はちょっと難しい。私の場合BIOS設定が必要だった
繰り返すが、この手の改造は自己責任でやるしかない。(ちゃんと動いてよかった…)