田舎者Yの日記

片田舎の元バイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

星座は巡り、季節は変わる

 この週末も出勤であった。今朝は雨なので出かけなかったが、昨日は日の出前に出ていつもの週末の散歩に出かけた。空には星が輝き、私には身近な冬の星座が表れていた。オリオン座や昴を見ることができた。昴(すばる)はプレアデス星団ともいい、ギリシア神話のプレアデスの七人の姉妹に由来するが、私には6つの星しか見えなかった。北天には北斗七星が大きく現れていたが、七つ星の柄杓の先から2番めのミザールのそばにあるというアルコルを見ることができなかった。夜明け前で空が徐々に明るくなっていたことや北側にラブホの客寄せのためのレーザー光線の照射があったりしたのだが(<迷惑な仕掛けだ)、私自身も目が悪くなった証拠だろう。以前は普通に捜し出すことができた。私も歳である。(ちなみにアルコルは古代から目の検査に使われていたそうだ。)

 東の空には下弦の月とそのそばにかなり明るい星がある。シリウスかと思っていたのだが、金星のようだ。今ならそのそばに土星がある。


 小学生のとき、父親に天体望遠鏡を買ってもらい、しばらくは天体観測に夢中になっていた。木星とその衛星(ガリレオ衛星)を見たときは非常に感動したものだ。土星の輪も綺麗だった。私の望遠鏡では非常に小さくしか見えなかったが。今にして思うとアポロの月面着陸のニュースの余波が続いていたようなものだった。当時は猫も杓子も天体観測をしていたような気がする。

 
 天文学者になりたくて高校で地学を履修したのだが、今は少年頃の夢とは全く違う職業に就いている。それでも地学を選択したことがあって、今でも気象、地震、宇宙の話題には関心がある。

 知らない人もいるようだが、地球の自転は一回転するのに約23時間56分かかる。24時間より約4分速い。なぜ少し速いかといえば、地球は自らが回転しなから、太陽の回りを公転しているからだ。奇しくも自転の回転方向と公転の回転方向はともに同じで、地球の北極側から見下ろした場合ともに反時計回りである。太陽を真正面に睨んだ地球が23時間56分かかって一回転したとき、地球自身は公転軌道上を少し前に進んでいるので、真正面には太陽がいない。さらに約4分かけて回転して太陽が真正面にくる。
 言い替えれば、太陽が南中から次の日の南中に至るまで24時間かかるのに、天空の星、例えばシリウスが南中から次の南中に至るまでが23時間56分なのである。(これが本当の地球の自転速度だ)もし昼間も星が見えるならば、星々が東から西へ23時間56分周期で回転する中を、太陽は天球上をゆっくりと西から東へ「あとずさり」している。それで太陽が一周するのに自転周期よりも少し長い24時間かかるわけだ。(歴史的には太陽の動きを基準に一日の長さを決めたので自転周期が「一日」よりも少し短いということになった。)


 天球上のその太陽のあとずさりした跡が黄道である。黄道上には十二の星座がある。これを黄道十二宮という。あとはよく知られた西洋占星術のお話しである。ちなみに私は射手座の生まれである。冬の生まれなのだが、生まれたときに太陽が射手座に座していたということであるから、射手座自体をみることができるのは正反対の夏。射手座は夏の星座である。射手座は東洋で言うところの南斗六星である。人間の生まれ日と死亡日を北斗と南斗が話し合って決めるという神仙譚があるが、私は死ぬまでに一度は南斗六星を見たいと思っている。(今年の夏も見損なったな…)私も南斗老人に私の寿命を伸ばすように頼みたいものだwww

 中国の伝説−北斗七星と南斗六星 ( 生と死をつかさどる二つの星座 )