田舎者Yの日記

片田舎の元バイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

自動車の仁義なき戦い

 私は基本的に今のトヨタは嫌いである。なので今回の富士スピードウェイでの件は、それ見たことかとも思って昨日のエントリを書いたのだが、いくらなんでも書きすぎたかなと記事を訂正するうちにわけのわからない文章になってしまった。(いつもそうかwww)


 現在、読売新聞では日本の自動車産業の置かれている現状に関しての特集を連載しているようだ。*1 改めて自分の知らないことが多いことに気づく。前門の虎、後門の狼というか、一見順調に見えるトヨタもBRICs市場への売り込みをかけて中国や東欧のメーカーとシノギを削っているとのこと。すでに韓国は米国市場で日本を凌駕しつつある。日本の部品メーカが彼らにM&Aされる、なんて事態も起こりうるかもしれない。

 今回の日本GPでは、おそらくトヨタの威信をかけて海外からの(特にBRICsからの)賓客を招いていたと想像するのだが、非常に悲惨な状況だったようだ。地獄になぞらえて詳細な報告をされていた方がいたが、死者がでなかったことがマジにせめてもの救いか。

 F1 日本グランプリ in 富士スピードウェイ 2日目:地獄絵図

 前述の読売の特集記事を目にしてトヨタへの同情も湧くのだが、それにしてもトヨタは失態の謗りを受けても仕方がない、とも思う。次回以降のカイゼンを期待したい。


 「環境」というのが重要なキーワードになっているようだが、新興国との間に価格競争を強いられるようではいかに薄利多売といってもいかがなものか。産業としての将来性はどうなのだろうと思ってしまう。(もちろんトヨタの将来を悲観するということは日本の将来を悲観することに繋がる)


 私はバイク道楽を追求しているのだが、拙日記にもコメントをいただいているまさひさ氏の愛車である、BMW F650 (通称 Funduro)が発売されたとき非常に感銘を受けた。その性能もさることながら、基本設計はBMW(独)、ボディはアプリリア(伊)、電気関係は日本電装(日)というものであった。(私はひそかに日独伊防共自動二輪と読んでいた。ちなみにエンジンはロータックス(墺)なのでユーロバイクと言うほうが正しいか)
 戦後、自動二輪の市場は自動車のそれとは別の進展を遂げた。先の大戦以降、航空機のような軍事産業に直結するような長大重厚な産業は戦勝国が牛耳っていた。そこで敗戦国はまずはバイク産業のような比較的規模が小さく戦勝国が見向きもしなかったものに注力したのではないか。そこは完全な自由競争が行われ、競争に負けたフランスは自動二輪から撤廃し、歴史ある英国のメーカーも次々と廃業または買収されていった。米国のハーレーダビットソンは例外であるが、H-Dも一時期経営の危機があったと聞く。

 70年代以降日本の自動車メーカーの海外進出が目覚ましく米国の自動車メーカーの存在を脅かしたことがあった。そのとき(90年代だったか)トヨタが自主規制ともいえる輸出制限をしたと記憶している。いわば米国の顔を立てて日本叩きを回避したのだが、それが行われなかったのがバイク市場だと私は考えている。徹底した自由競争は弱者を壊滅させる。フランスやイギリスのバイクメーカーのように。*2そういった自由競争、「仁義なき戦い」がいよいよ自動車市場に起こりつつあるのだな、と私は上記の新聞特集を読みながら思った。トヨタを始め日本のメーカーは韓国・中国を始めとする自動車新興国から仁義なき戦いを挑まれている。


 本当の地獄はこれからだな…と格好つけながら中古のバイクや車を磨く私であった。(やはり今日もわけのわからない記事だ)

*1:私は新聞を取ってないのでww 職場で休憩時間に読んだ

*2:運転免許の大型二輪の制限といった非関税障壁がなくなって以降、H-D等の海外バイクメーカーの追い上げを受けて日本製バイクが国内で苦戦しているのは皮肉である。