田舎者Yの日記

片田舎の元バイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

半田舎

 カミさんの実家である現在の住所に引っ越してきたとき、キジが鳴きイタチが走る畔道を見て物凄く田舎だと思った。しかし最寄りの岡部駅から上野駅まで1時間半。ちょっと遠いが都内へ通勤される方もいる。東京の通勤圏内でもある。いつも「偽の田舎」だと思っている。

 しかしそれにしても農村地帯であることには間違いなく、自ずと地方と田舎の問題や農業問題には関心を寄せてしまう。


 そんな中で以下の議論に気がついた。
  狂童日報 - 東京と地方の間の不公正

税制に関しては全くの素人なので、詳しい人がいれば間違いを指摘して欲しいのだが、要するに、地方の人間の財布から出たものが東京という別の一地方の財源へと移ってしまうのは全くの理不尽である

  404 Blog Not Found:東京と地方、搾取者はどちら?

地方はやればできるし、やっていればできたはずなのである。それをやらなかったのは誰なのか。新幹線と高速道路をおらがムラに引くことばかり訴えてきたのは誰なのか。


 狂童さんの指摘のとおり、私もインターネットを使いコンビニや大型スーパーを利用する田舎人である。狂童さんの言うように拡大する一方の地域格差、はっきり言って東京とそれ以外の地域の格差は、(素人なのでよくわからんが)税収の配分という問題に帰するところが多いような気がする。

 一方、小飼弾さんの「『東京に本社のあるコンビニやファミレスなどのチェーン店』を望んだのは誰なのか?」という問いかけに若干ムカツキながらもw たしかにご指摘の通りと思わざるを得ない。我々(田舎人)は意識的にあるいは無意識のうちに、ミニ東京化を目指している。


 小飼氏は由布院の例を挙げていた。私もかつてかの地を少しだけ訪れたことがあり、タクシーで金鱗湖周辺へ言ったのだが、運転手は「どうしてこんなに人が来よるかわからん」と否定的な立場から案内してくれたww 地元の人でも反対あるいは理解しない者がいるくらい壮絶な「町づくり」が行われたことを知った。
   由布院温泉 - Wikipedia


 個人的には由布院のようにうまく行くところは数少ないと思いながらも、夕張と由布院を比較してみると、長期的なビジョン、安易に流行に乗らない確固たる信念、それから他に依存しない、ということが必要なのだなとも思った。

 しかしそれにしても、由布院はダム建設やゴルフ場開発にノーをつきつけてきたのですね。何でも反対することが是とは思わないが、これは「普通の」田舎にはなかなかできないことだ。


 私は埼玉県北部に住んでいるので親戚の一部は群馬県にもいる。群馬と比べて埼玉は自治体の合併が少ない。近々、比企郡滑川町では合併のヒアリング(?)が行われるようである。すでに住民投票で合併が否決されているにもかかわらず、である。知人の滑川町民から意見を聞き、なぜ合併しなかったかの一端を知ることができた。たしかに経済的にそれほど問題がないのであれば無理に合併せずとも良い気がする。

 お話を聞き合併しなかった滑川町には敬意を表したくなったが、それも今後どうなることやら…。第二、第三の由布院の登場はものすごく困難なような気がする。