1ヶ月以上前に事故に巻き込まれ愛車のプジョー206SW S16 を大破させてしまった。十年以上乗って息子(今、小学生)に譲ろうと気合いを入れて買った車なので非常に残念だ。いまだに喪失感が拭えない。
その反動もあるのだが(実際、金もなくて)今回は中古の国産車 HONDA Fit (ホンダ フィット)1.3L A を購入した。親戚に中古車も扱う方がいてその方に落札を依頼したのだが、気を効かしてかH19年2月登録の80km走行のものを落札してくれた。おかげで諸費用込で100万円を多少越えた。ワシはもっとオンボロのでも良かったのだが…。
以前「新車が売れない」というネタを数回書いたのだが、自分で中古を買うメにあうとは…。しかし道具と割り切れば中古で十分だ。(プジョーは私にとっては単なる道具ではなかった。今回は道具として使い倒そうと思う。)
中古ゆえ高年式を優先して、色など何でも良い、と伝えておいたら紫というすばらしい色を用意してくれた。前所有者は栃木県内のディーラーである。きっと売れ残りに違いない。紫なんてトンデモない色だなと思っていたのだが、実車を見ていくらか好きになった。黒みがかった紫で「ブラック・アメジスト・パール」。オデッセイなどにも設定されている色だ。
きちんと整理して前車とのインプレを書こうかとも思っていたが、ブログにだらだらと書いてしまおう。また同じようなエントリーを書くかもしれない。
数週間乗ってみての感想などを漫然と書いてみる。
- 燃費がすばらしい。満タンから300km走行を越えてもメータは半分にいかない。最近燃費計が付いていることに気がつきエアコンなども消してみると18km/Lを越える。私の場合、18.5km/Lが自己ベスト
- 維持費が安そう。まだ乗り始めなので正確にはわからないが。久々にレギュラーを入れる。
- ドアの隙間などいわゆるチリが合うように加工されている。プジョーの場合はチリが大きめだったので感心する。
- プラスティックの材質が良い。ハンドルもディンプル加工の樹脂性だが触った感触は悪くない。チープ感は否めないが値段が値段だから。
- CVTが気持ち悪い。特に20km/h以下の低速で近所の細道を走るときギクシャクする。アタリが出てないせいか?
- ハンドリング、回頭性能がイマイチ。(燃料タンクが中央にあるので期待していたのだが)これも値段が値段だから…。というかプジョーが気持ち良すぎ。こういうのってカタログスペックで表せないんだよね。
プジョーとの異差がわかって面白い(それも段々と感じなくなるのだろうけど)。国産車と欧州車の製造ポリシーの差みたいなものがわかる気がする。この点はまたいつかここに書いてみたい。
恥ずかしい話だが私が車を乗り換えるのは7回めである。以前にも事故で車(インテグラ)を大破させたこと、亡くなった親父の車に一時期乗っていたこと、等があるのでおそらく通常の人よりも多いのではないだろうか。たしかに国産車は道具と割り切ればすばらしい。でも価格が高くとも輸入車が一部の方に好まれるのもわかる気がした。
しかし、このガソリン高騰の折、フィットで良かったと思う。この秋フルモデルチェンジだがww