田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

田舎の現実

 カミさんの実家に転居して以来、ときどき田舎暮らしの話題を書いているが、もちろん現実は楽しいことばかりではない。義父との晩酌は近所に対する愚痴の聞き役になることが多い。*1

「痛いニュース(ノ∀`)」のまとめサイトでも新潟県関川村の件が取り上げられていた。

痛いニュース(ノ∀`):「自分も村八分になるかも…」 有力者の“村八分ルール”で分断続く村、夏祭りにも影…新潟


 農村がのんびりとして人情味豊かだというのはマスコミなどが作った幻想だと言う論調も見られる。私などは拙ブログで悪いことを書かないようにしてきたから、その誹りを受ける立場だろう。しかし、物事というのは単純ではない。もちろん人情味豊かの例もあるし、報道されているようなケースも起こりうる。
(ちなみに都市部に人口が集中することの方が長い目で見て問題だと、ずうっと思っている。)


 いや、以前だったらこのような訴訟は起きなかったと思われる。波風を立たせたくないと不満を持つ者が我慢をしてきたから。

 都会の人に揶揄されようとも、このような訴訟が起きたというのは農村が変わりつつある証拠だと、私は評価したい。


 以下のサイトが詳しいと感じた。単純な祭り不参加の報復ではないような気がする。
膿がもし存在するならば出し切ったほうが良い。雨降って地固まるの例えの通り。

 「流雲譚(田舎暮らし情報)」
 http://god-net.way-nifty.com/inakagurasi/2007/03/post_259b.html
 http://god-net.way-nifty.com/inakagurasi/2007/07/post_f24d.html

(追記)
 と書いてはみたものの、関川村の件はここまでこじれると関係修復に相当な時間がかかりそう。というか修復できる日が来るのか…

*1:義父は決して外で文句を言うようなことはしない。狭い人間関係だからこそだ。