気がついたら7月。2007年も後半である。ついこの間までこのような事態が発生しようとは夢にも思わなかった。
週末に私は近所の山の周辺を散歩するのだが、先週は自転車で行ってきた。実は散歩コースの途中に中古車などを扱う親戚のうちがある。そこに我がプジョー206SWはある。
事故後不思議だったのは車体のコントロールが著しく失われてたことだ。事故車をみて納得。右側前輪車軸が折れていた。車輪がグラグラの状態だったのだ。
当時衝撃の後、車体が270°スピンをしながら対向車線へ出たのだが、衝突現場のそばに中央分離帯が切れた広い交差点があったこと、後続の対向車がその瞬間はなかったこと、という「幸運」が重なった。交差点がなければ中央分離帯に激突しておそらく上下逆さまになったかもしれないし、後続車両があったら、もうちょっと酷い衝撃というか、間違いなくあの世行きだったと思う。
車両を見ると車軸が折れ、おそらくミッション部分がほとんどない。ラジエータもオイルパンもない。ボディの右側の損傷が激しい。もうちょっと衝突が遅かったら運転席を直撃していただろう。また事故の恐怖が甦ってきた。
よく人から「もうクルマなんて運転したくないでしょ?」と言われるのだが、いやいや、クルマの運転は楽しい。懲りない自分である。