気がついたら、というのも変だが本当に、足が痛くなっていた。足といっても右足の付け根あたりである。最初は心当たりがなく不安になった。半日考えてやっと原因がわかった。2日前にかけたバイクのキックのせいであった。
以前にも書いたことがあるのだが、BMWのバイクはFシリーズを除いてチェーンが無い。ドライブシャフトなのである。我が愛しのBMW R100GSは水平対抗2気筒のエンジンからトランスミッションを経てドライブシャフトへ動力が伝わるため、クランク軸が「縦置き」、つまり進行方向と平行である。よってキックの軸も縦である。キックは座席から見て左側(歩道側)へ振り出る形になる。ではどうやってキックするのか…。
鮫洲の旦那に教えていただいたのだが、後方のタンデムシートの左側ステップに左足で立ち右足でキックを踏み込んでかけるのである。
数日前から書いている通り、私のR100GSはエンジンの始動が悪い。そんなときはキックをかけ、エンジンにオイルを循環させてから始動せよ、と旦那に言われているので、2日前に一生懸命キックした次第である。その際、ケッチンともでは言わなくても変なキックバックや反発を右足に感じていたのだ。
しかしながら2日も前のことである。今になって痛くなってきたのだ。おまけに今日車(プジョー206SW)で外出したのだが、スリーペダルMTでアクセルとブレーキを右足で操作していて、ますます痛くなってきた。
歳だ…。体もなまっている…。しかも体重が重いことが悪化の原因だろう…。
全く最悪の正月である。(あれ1月2日にも同じことを書いた気が…)