本来ならば毎日でもBMW R100GSに乗りたいのだが、諸般の事情でそれもできない。たまにしか乗らないものだからいつも私のGSはご機嫌ナナメである。ここのところセルがよく回らないので、群馬県の某正規ディーラーへ持っていった。*1 結論からいうとかなりの出費になりそうだ。
最近の症状は以下の通りであった。
ニュートラルスイッチが摩耗していることは鮫洲の巨匠からも指摘されていたのだが、そのときはあわてて交換せずに様子をみたほうが良いというアドバイスであった。いよいよその交換の時期が来たらしい。ちなみにわがR100GSの場合、ニュートラルスイッチの交換の際はエキゾーストパイプも外すので工賃が高くなるそうである。
鮫洲の巨匠と同様に私が信頼する群馬のT店長によると、セルの不具合が可能性として高いが、クラッチスイッチやリレーの可能性も無くはないとのことであった。面倒なので全部交換することにした。*2
本当はセルはBMW純正品よりもリビルト品のほうが安くて後のメンテが可能(?)のようなのだが、群馬のお店ではリビルト品は扱っていないとのこと。ここまで相談してしまったことと、バイクを入庫した場合、家からの交通の便が良いことで、純正品を頼むこととなった。帰宅してカミさんに話したら、例のごとく怒られてしまったが、なんとか資金調達できるようだ。
今回修理を依頼するのは以下の項目。
- セルモータ(BMW純正品)
- クラッチスイッチ(と店長は言っていたが正式名称不明)
- リレースイッチ(同上)
- エギゾーストパイプのガスケット
エキパイを外すことになるのでガスケットも交換することにする。最近のガスケットはアルミ製で当初のものよりも耐久性が上がっているらしい。
BMWの旧式バイクの場合、部品が発注可能なのもさることながら、旧式モデルでも部品の質が向上しているのはさずがである。数年前に注文したクラッチワイヤーはテフロン加工のものに変わっていた。
その半面、修理するたびに部品代などが高騰している。直せるのは良いのだが、いつまで旧モデルを保持できるものか。
それでも新車を買うようりは全然安いのだが…。