今日、盆迎えの準備などで自分の実家*1に帰ると、近所の方の親戚のお葬式だということだった。老母の話をよくよく聞けば、なんと武井保雄 武富士前会長のことであった。
そうだった。ご近所の◯◯さんは前会長の親戚で、ご自身も武富士に勤務されているのであった。(ちなみに豪邸である)
しかし武井前会長は若い頃は不遇で、その後事業を拡大し成功されたのだが、その一生は何と申し上げるべきものなのか…。武井氏の出身地でもある私の郷里は、明治時代わが国の経済の礎を築かれた渋沢栄一翁の出身地でもある。武井氏は渋澤氏を意識されたことはなかったのだろうか。
お二人の一生は、努力を重ねて財を成し、日本経済に大きな影響を与えたということが奇遇にも共通されているが、その影響の仕方が著しく異なる、…と偉そうに申し上げさせていただく。
ともあれ、武井氏のご冥福をお祈りする。
(追記)
新聞紙面に載るような事象が自分に、間接的ではあるが、繋がりがあるとは思わなかった。最初はびっくりしたが、まさか再び同様のことがおこるとは。
前回の記事はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/m_yanagisawa/20060807/p1