田舎者Yの日記

片田舎のバイク乗り・Linuxユーザ、つまり変わり者のブログ

 トヨタ クラウン(中古)の印象

 先月のことであるが一週間ばかり、義父の10年落ちの中古クラウンを借りて運転していた。かの徳大寺氏が「移動するのに電車かトラックかしかないと言われたら迷わずトラックを選ぶ」というのを書いているのを記憶している(<かなり曖昧)。私は電車も好きなので半分くらい同意するのだがw どんな車でも運転するのは楽しい。本当にそう思う。クラウンもやはり楽しかった。しかし結論を先に言えば「私には合わない」とも感じた。

 いろいろと発見もあったので忘れないうちに書き留めておこう。

 まず田舎でクラウンを乗っていると多少の優越感があるということだ。メルセデスのような輸入車はほとんど見ない。セルシオはよく見かけるので最上級という意識はないがまぁ高級車という体面は保てる。義父のは中古だが、現行型のクラウンもよく見かける。

 それからなんと言ってもサスペンションが柔らかい。私の持つプジョーはかつて「猫足」と形容されたようだが、現行型とくに私の206SWはリアがゴルフと同じ(真似?)サスペンション構造で扁平率45のタイヤなのでかなり固い感じがする。クラウンのサスの方が段違いに柔らかい。ATの変速ショックもかなり少ない。

 それから室内が広い。クラウンに比べると我がプジョー206SWは四畳半、とでも言いたくなる印象を持ってしまう。


 しかしなから冒頭で述べたように自分には合わない車だとつくづく思う。決して悪い車だとは思わない。ただ自分が車に求めるものと方向性が違うな、と思う。一言で言えば運転していて、あまり楽しさを感じない。

 まずハンドリングのセンターが曖昧である。柔らかいサスとトレードオフなのだと思うが、通勤途中、道がクランク状になったところがあるのだが、ハンドルを切り返すとボディが遅れてついて来る印象がある。瞬間的に車がどっちを向いているのか曖昧に感じられる。雨の日の夜、自動車専用道路のかなりスピードが出せる状態でゆるく長く続くコーナーを走ったのだが、これもまた非常に気持ち悪かった。まるで船を運転してようで、路面の状態がよくわからずゆっくりと車体が操舵についてくる感じがした。

 同じ状態をプジョー206SWでも経験したことがあるのだが、後者の場合はサスが固めなので路面のうねりや段差がおしりに感じられる。ハンドルのセンターも明確でドライバーの意思に従ってボディがビッシと曲がる印象がある。車重が1tくらいしかないことも影響しているかもしれないが。


 それから何といっても加速感が全然違う。クラウンも高出力のエンジンだが、変速機などのセッティングの違いからかそれほど加速が良いとは感じられない。

 普段からバイクに乗っていて、私のプジョーも約1tの車重に2.0Lエンジンを搭載しているモデルに乗っているので私が他の人と感覚がずれている可能性のほうが強いかもしれない。


 何度も言うが、クラウンは自分には合わないとは思う。それではもう乗らないかというと、是非また乗りたいとも思う。乗り味の違う車を乗り比べることが最高の楽しみと思うからだ。