少し涼しくなったと思ったら今日は暑かった。真夏の猛暑ほどではないが湿度が相変わらず高い。
衆議院選が公示され、本格的に選挙運動がはじまった。職場でも選挙カーが名前を連呼するのが聞こえる。まったく芸がないと思ったら、こんなニュースが報道されていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050831-00000049-jij-pol
衆院選立候補者の演説を妨害したとして、警視庁捜査2課などは31日、東京都大田区大森北、作業員伊藤潤容疑者（37）を公選法違反（自由妨害）の現行犯で逮捕した。今回の選挙での逮捕は全国初。伊藤容疑者は「朝から名前の連呼ばかりで、郵政のことも何も言わないので頭にきた」などと容疑を認めているという。
調べでは、伊藤容疑者は31日午前8時15分ごろ、大田区の駅前で候補者が街頭演説中、運動員が持つのぼり旗を松葉づえで2回たたいた上、雑誌1冊を投げ付け、演説を一時中断させた。
たしかに行った行為は法令違反なのだが、気持ちはよくわかる。正直、私も演説をうるさい、迷惑だ、と思うことがある。聞くところによると日本では未だにWebを利用した選挙運動は違反なのだとか。21世紀にもなったのだから、法律を見直したほうがよいのではないだろうか。
ちなみに今朝の通勤途中に聞いたJ-Wave 「GOOD MORNING TOKYO」で、podcastなど、音声を使った配信は公職選挙法の規定外なので、現時点では容認されるであろうという解説がなされていた。
ネットは文字を使えば出版物と同等なのでアウトだが、音声ならば規定範囲外なのでセーフ、というのも随分情けない話だ。
