田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

ひとりで美術館へ

 今年度当初に私は転勤したのだが、職場が変わって週末に業務が入ることが多くなってしまった。昨日もそうだったのだが、予想以上に早く仕事が片付いたので前から気になっていた群馬県立館林美術館に行ってきた。意外と気分転換になるというか、気持ちのリセットができることがちょっとした発見だった。

群馬県立館林美術館ホームページ Gunma Museum of Art,Tatebayashi

 改めて思い返したのは、ひとりで美術館へ行ったのはおそらく学生時代以来かな、ということ。私が住む町では小中学校では夏休みの宿題として「美術館レポート」なるものが課せられる。このためここ十年近く、夏が来るたびにうちの子たちの宿題に付き合って美術館を訪れていた。しかし我が子とはいえ、子どもの付き合いで美術館に行くのは少々面倒だ。おとなの私は作品の前に立ち止まってジックリ見る派である。一方我が家の子どもたちは主な作品の説明書きなどをメモするとちゃっちゃと見て回り、毎回のように出口付近で「お父さんまだ〜?」とくる。ゆっくり見ている暇も与えてくれない。

 そんなことを毎年のように繰り返してきたので、子どもたちが義務教育を卒業した今となっては邪魔もなく作品をじっくり見れる事自体が非常に新鮮であった。

 

 また私は関東北部に住んでいるが意外と群馬県、栃木県など我が家からクルマで1時間圏内にも美術館・博物館がある。今回は館林美術館の「再発見!ニッポンの立体」という企画展を見たのだが各地の美術館の貯蔵品を借り受けたようで、これまた充実した内容だった。

 個人的には平櫛田中や鎧武者が現代的なしぐさをしている野口哲也の作品などが強烈な印象だった。

matome.naver.jp

 

 本当はカミさんと一緒に見て回りたい気もあるのだが家事が忙しいとのこと。本当はあまり美術館が好きではないのかも。似た者夫婦というけれど、うちにはほとんどあてはまらない感じだ。

 また気が向いたらふらっと美術館へ行ってみたい。